カナダ富豪シャーマン夫妻不審死事件

カナダ富豪シャーマン夫妻不審死事件

2017/12/18 カナダ富豪シャーマン夫妻不審死事件

カナダ東部トロントの警察は12月17日、カナダの医薬品メーカー、アポテックスの創業者で富豪のバリー・シャーマンさん(75)と妻のハニーさん(70)がトロントの自宅で死亡しているのが15日に見つかったと発表しました。

複数のカナダのメディアは警察関係者の話として、バリーさんが無理心中を図り、ハニーさんを殺害した後、自殺した可能性があると報じていました。

まだ心中なのか事件なのかは定かではありませんが、地元警察の殺人課が捜査を引き継いだことが新たにわかりました。

トロント警察は声明で、シャーマン夫妻の遺体の司法解剖を行った結果、首を圧迫して絞められたことが死因と判明したと発表しています。

ただ、当局は現段階では これ以上の詳細な情報は明らかにしていません。

警察によると、12月15日午前11時44分(日本時間12月16日午前1時44分)に救急への通報があり、警察官が高級住宅街のオールドコロニー・ロードにある家に急行したところ、2人が死亡しているのが見つかったということです。

現地紙のグローブ・アンド・メールは警察関係者の話として、シャーマン夫妻の遺体が、地下のプール周りのレールからぶら下がっていたと報道しています。

それによりシャーマン氏が妻を殺害し、その遺体をつるした後に自身も首をつったとされていましたが、遺族側はこうした見方を強く否定しています。

シャーマン夫妻の子供たち
私たちの両親は人生への情熱と、家族や社会への責任感を持っていました。
両親の死をめぐり残念ながらメディアで流れている流言とはまったく相いれないものです。

私たちはショックを受けています。
また、家族も友人も同僚も真実だとは信じていないことを警察関係者がメディアに流したと報道されていますが、これは無責任なことだと考えています。

via:AFP

夫妻は年末に友人らと米フロリダ州で休暇を過ごす予定を立てており、あらかじめ心中を計画していた形跡はなく、うつ病に苦しんでいる様子もなかったということです。

夫妻の子供たちは「徹底的、集中的かつ客観的な犯罪捜査」を行うよう求め、メディアには捜査が終了するまで報道を控えるよう要請しています。
 
 




 
 

2018/1/21 シャーマン夫妻不審死を遺族側が独自調査し「プロの仕業」

シャーマン夫妻の子どもたちが雇った弁護士らが「夫妻は殺害された」と結論付けたと、現地紙トロント・スターが1月20日に報じました。

この不審死事件の捜査を担当したトロント警察の殺人課は 先に夫妻は窒息死した発表していたが、殺人事件だったとは言っていません。

カナダメディアは昨年12月、警察関係者の話として「夫妻の遺体は地下のプール周りのレールからぶら下がっている状態で見つかり、シャーマン氏が妻を殺害し、その遺体をつるした後に自身も首をつったとみられる」と伝えていました。

しかしトロント・スター紙によると、シャーマン夫妻の4人の子どもたちはシャーマン氏が妻を殺害した後に自殺したという筋書きはどう考えてもおかしいとして、刑事専門弁護士のブライアン・グリーンスパン氏を雇いました。

グリーンスパン氏は複数の私立探偵を雇ったほか、2度目の検視を要求。

この検視は葬儀直前の2017年12月20日に法医学者によって実施されています。

この法医学者と複数の元トロント警察殺人課刑事を含む私立探偵らは、夫妻の手首にコードかプラスチック製の結束バンドで両手を縛られていたことを示す痕を発見しました。

トロント・スター紙によると、遺体発見時に手首は縛られておらず、ロープもコードも見つかりませんでした。

遺体に毒物検査も行ったが 薬物使用による異常は見られませんでした。

私設調査チームは、遺体の首に巻かれ、プール周りのレールに繋がれていた男物の革ベルトで夫妻が絞殺されたと結論付けました。

トロント・スターによると私設調査チームに近い筋は夫妻の死を「プロの仕業」「契約殺人」「仕組まれた殺人」といった言葉で表現したということです。

2018/1/27 シャーマン夫妻不審死を警察が「標的型殺人」と判断

シャーマン夫妻不審死について6週間にわたって捜査してきたトロント警察は1月26日、「標的型殺人」と判断していることを明らかにしました。

この事件の捜査を率いたトロント警察殺人課のスーザン・ゴメス氏は記者会見で

ゴメス氏
この事件を2件の殺人事件というのに十分な証拠がある。
つまりバリー氏とハニーさんの両名は標的にされたということだ。

ゴメス氏はこの事件で多数の事情聴取を検討していると述べましたが、容疑者についての言及は避けました。

警察は127件の目撃証言をまとめ、シャーマン夫妻の自宅周辺で戸別の聞き込みを行ったほか、個人宅や企業の防犯カメラの映像約2000時間分を収集しています。

シャーマン夫妻の家族
この結論は事件の発生直後から家族が指摘していたものと同じで、2度目の検視や家族が独自に行った調査の結果とも一致する。
via:AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3160171?cx_part=latest&cx_position=1 
 
 
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