筧千佐子(かけひちさこ)裁判④日置稔殺害【青酸連続不審死事件】

青酸連続不審死 日置稔

この記事は、日置稔さんに対する筧千沙子被告の強盗殺人未遂事件に関する公判のまとめです。

青酸連続不審死事件 これまでのまとめ

【初公判と被告・被害者の相関関係 】

【青酸連続不審死まとめ】筧千佐子(かけひちさこ)の生い立ちと裁判

【筧千佐子の裁判 ①筧勇夫殺害】

筧千佐子(かけひちさこ)の裁判員裁判 ①筧勇夫殺害編 青酸連続殺人

【筧千沙子の裁判 ②本田正徳殺害未遂】

筧千佐子(かけひちさこ)の裁判 ②本田正徳殺害編 青酸連続不審死

【筧千沙子の裁判 ③日置稔殺害】

筧千佐子(かけひちさこ)裁判 ③末広利明 強盗殺人未遂編【青酸連続不審死】

 
 
青酸連続不審死 筧千沙子

via:朝日新聞デジタル

青酸連続不審死事件 筧千沙子

via:産経ニュース

2017.9.19 内縁の夫・日置稔さん事件の審理開始【筧千沙子裁判4件目】

内縁関係にあった日置稔さん(当時75歳・兵庫県伊丹市)に対する殺人事件に対する筧千沙子(かけひちさこ)被告の審理が本日から始まった。

筧千沙子被告は4事件で罪に問われており、これは日置稔さん事件が新たに審理入りする最後の事件。

起訴状によると、被告は2013年9月20日午後7時ごろ、伊丹市の飲食店で日置さんに青酸化合物を飲ませて殺害したとされる。

当初、日置さんの死因は肺がんとされ、司法解剖などは行われず、体内から青酸は検出されていない。

検察側は今回も 筧被告が遺産目当てで毒殺したと主張した。

検察の冒頭陳述
日置さんが救急搬送された時の所見が青酸中毒と一致する。青酸中毒としか考えられない。
 
さらに筧被告は事件の3週間前に日置稔さんの全財産を遺贈する公正証書を書かせている
弁護側
日置實さんの体内から青酸が検出された証拠はない
 
また、筧被告は事件当時から認知症で刑事責任能力がない

検察側は「被告の行動はワンパターン。立証に心配はない」と4件目の審理にも自信を示している。

末広利明さん事件と同様に日置稔さんも体内から青酸は検出されていないが、すでに審理を終えた3事件とのさまざまな共通性を挙げ「犯人は被告しか考えられない」と主張していく構えである。

筧千沙子被告は事件から4日後に解錠業者を呼んで日置稔さんの金庫を開け、数カ月の間に遺産の大半を手に入れている。

これまでの公判では、体内から青酸が検出された筧勇夫さんと本田正徳さんが死亡した直後にも、解錠業者を呼んで金庫を開けていたことが明らかになっている。

日置稔さんは事件の3週間前に「死亡の際は筧千沙子に全財産を遺贈する」と記した公正証書遺言を作成しているが、本田正徳さんも事件前に同様の遺言を作っていた。

地検は「遺言作成からまもなく事件が起き、死亡直後に金庫が解錠された共通点がある。常識的に不自然だ」と指摘。

死亡した人たち全員が被告と過ごした直後に倒れた点など、他の3事件との共通性を立証の支えとする方針のようである。
 
 
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9/26 「日置さんは仏さんみたいな人でいい人だと思ったが、お金もないし、かい性もなかった」

裁判員裁判の第32回公判、一連の公判では これが最後の被告人質問となる、

内縁関係にあった兵庫県伊丹市の日置稔さん(当時75歳)に対する殺人罪の審理で被告人質問が行われた。

弁護側は「認知症の影響で責任能力や裁判を受ける能力がない」と無罪主張しているためか、この日の被告人質問で弁護側は

弁護側
今日は誰が被害者とされている裁判ですか?
筧千沙子
わかりません。言われたらわかります。

日置さんと交際していたか尋ねられると、

筧千沙子
もちろん。日置さんは仏さんみたいな人でいい人だと思ったが、お金もないし、かい性もなかった。

日置稔さんが飲食店で倒れたときの様子については、弁護側から聞かれると

筧千沙子
詳しく覚えていません。

検察側からの問いには、いったんは殺害について否認したものの、その後に

筧千沙子
私がやったということは、はっきり覚えています。
・・・殺したイメージがわかない。

日置さんはお金がなくて殺してもメリットがない。うらみもなかった。

日置さんは人生で出会った中で一番優しい人だった。病気で死んだと思う。

・・・などと、どちらかわからないあいまいな返答にとどまった。

検察側
殺害方法は?
筧千沙子
毒しか考えられない。健康食品のカプセルに入れた。

遺族への気持ちを問われると

筧千沙子
一日も早く死刑にしてください

相変わらず公判で弁護側は、千佐子被告は認知症で責任能力や訴訟能力がないと主張している。

10/2 検察側の最後の中間論告

日置稔さんは当初は病死とされ、体内などから青酸化合物は見つかっていなかった。

しかし検察側は、日置稔さんの所見などを矛盾なく説明できる死因は青酸中毒以外に見当たらないことや、死亡する前に筧千沙子被告と飲食店で会っていたこと。

さらには、日置稔さんが作成した遺言公正証書により 筧千沙子被告は遺産の大半を取得しており、法廷で犯行を自白している・・・などと主張した。

救急搬送時に筧千沙子被告が救命や死因解明を妨害したことから「日置さんの死因を病死と誤診させることにより、スムーズに遺産を手に入れようとした。被告を犯人と示す事実になる」と述べている。

これで日置稔さん事件のみならず、筧千沙子被告が起訴された4事件すべての個別審理が終了となる。

  
 
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練馬区大家死傷事件