【青酸連続不審死まとめ】筧千佐子(かけひちさこ)の生い立ちと裁判

 
かけひちさこ 筧千佐子 裁判

筧千沙子 青酸連続不審死via:ann

①筧勇夫さん殺害の公判 2017.6.26~7/18
 

②本田正徳さん殺害の公判 2017.7.31~2017.8.9
 

③末広利明さん殺人未遂の公判 2017.8.25~9.6
 

④日置稔さん殺害の公判 2017.9.19~10.2

2017/11/7 筧千沙子被告に一審・京都地裁で死刑判決!
死刑判決を不服として即日控訴!くわしくはこちら
 
 

筧千沙子(かけひちさこ)の裁判⑤ 判決【青酸連続不審死事件】

 
 
 

筧千佐子の初公判がいよいよ始まる!

京都・大阪・兵庫で起きた青酸連続不審死事件で、筧千佐子(かけひ・ちさこ)被告(70歳)に対して、今日、高齢男性4人への殺人容疑にかかる裁判員裁判の初公判が 京都地方裁判所で開かれました。

京都地裁の101号法廷。

筧千佐子被告のいでたちは、紫色のTシャツにひざまでのズボン姿。

落ち着いた様子で法廷内をぐるりと見回したあと着席。

逮捕されたのが2014年11月なので2年7か月もの勾留生活を送っている筧千佐子被告は、逮捕前にテレビで見かけたときには綺麗に白髪染めされていた頭が だいぶ白髪交じりになり、耳も遠くなったため、裁判所職員からヘッドホンを渡されていたそうです。

裁判官から「本籍は?」と尋ねられた時に 筧被告は思い出せずに苦笑いしていたそうです。

離婚歴や死別は本籍を移動することで消えてしまうので、そのシステムは後妻業をするときに便利だったでしょうね。

本籍はおそらく最後の夫と一緒なのでしょうけれど、思い出せないというのはボケたふりをしたか、ひと月しか結婚生活をしていなかったから忘れてしまったか・・・のどちらかのような気がします。

どうなるんでしょうか、この裁判。

個人的には 筧被告は意外とゆったりと構えているように感じるんですが。

検察側は筧千佐子被告が処分したプランターの中から出てきたポリ袋から検出された青酸化合物や、死後に遺産を受け取っていたことなどの間接証拠を積み上げて立証するなど、直接証拠が少ない中での立件は やや難しい裁判になると思われます。

夫の筧勇夫さん以外は死亡当時に事件性がない病死として扱われていました。

司法解剖して血液から青酸が検出されているのはこの中の2事件のみです。
 
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筧千佐子被告の生い立ちと子ども

筧千佐子被告は1946年11月生まれ。

実母は未婚の母だったため、すぐに福岡県八幡市(現・北九州市)の山下家に養女に出されています。

成績がよかった千沙子被告は県立東筑高校に進み 九州大への進学を勧められたこともありましたが 親の反対で進学を断念し、都市銀行に就職。

東筑高校は高倉健さんの母校でもあり、京大や東大などへの高い進学率を誇る名門校です。

1969年に初めて結婚し、最初の夫とは大阪府貝塚市でプリント工場を営んでいたといいます。

筧千佐子には子どもが2人。息子と娘がいます。

1994年に夫が病死してから、印刷工場を引き継ぎますが経営不振から廃業し、多額の借金を抱えます。

そしてその後は「後妻業」に転身。

結婚したり交際をした相手は10人以上。

利用した結婚相談所も10か所以上。

手に入れた額は10億円を超えるといわれています。

この事件を知ったときに娘さんの方は卒倒したという話もありますが・・・

筧千佐子被告が娘名義で購入した高級マンションがあったりしますから、長女が母親の素行を全く知らなかったとは考えづらい気もしますが…個人的には。

2017/11/17 筧千佐子が資産家の高齢男性を次々と籠絡していった手口

次々に夫や恋人が死んでいく──逮捕された女は“後妻業”や“毒婦”と呼ばれ、ついに裁判では極刑を言い渡されたが、事件はいまだ多くの謎を残したままだ。

一見して“関西のおしゃべり好きなオバちゃん”は、なぜ戦後史に残る殺人事件を起こしたのか。

約3年前の事件発覚時から独自取材を重ねてきたノンフィクションライター・小野一光氏が、法廷で明かされた新事実とともに解き明かす。

交際あるいは結婚した高齢男性に対して、青酸化合物を服用させたとして、3件の殺人と1件の強盗殺人未遂罪に問われた筧千佐子被告(70)

被害者は京都府の筧勇夫さん(75)、大阪府の本田正徳さん(71)、兵庫県の末広利明さん(79)、兵庫県の日置稔さん(75)で、起訴された4事件のいずれも有罪と認定され、2017年11月7日、検察の求刑通り死刑判決が言い渡された。

この事件で明らかになったのは、短期間のうちに千佐子が資産家の高齢男性を次々に籠絡していった手口だ。

2005年に彼女がとある結婚相談所の自己紹介用紙に記した〈まだ見ぬ人へのメッセージ〉に、このような文面がある。

筧千沙子のメッセージ
第2の人生に夢ふくらませてます。
私の性格は明るくプラス思考で寛容でやさしいです。
相手の方への思いやりと尽くすことが私の心意気です。
健康管理と明るい家庭が“妻のつとめ”と思います。

いざ交際が始まると、熱烈な愛の言葉を囁いていたことが、法廷で公開された携帯メールの文面から見てとれる。

交際相手の日置稔さんへ送っていたメッセージは、以下のようなものだ。

筧千沙子
楽しい2日間をありがとう。
私のなかの稔への思いがつのる2日間でした。
大好きな稔へ。恋する妻より。

これと同様に、筧勇夫さんの場合は、出会ってから2か月後に、次のようなメッセージを送っている。

筧千沙子
会えば会うほどあなたのことが好きになります。
まじめで正直で思いやりがあり、物事をちゃんとわかっていて、すべて信頼できる人です。
ふたりで楽しい新婚生活をしましょう。

文章だけではない。

実際に彼女に出会った男性たちが、ことごとく“落とされて”いたことが証人尋問で明らかにされた。

2012年1月に千佐子と知り合い、交際した奈良県の75歳の男性が検察側証人として出廷した際には、かなりきわどい質問が飛び出している。

検察官による「肉体関係は?」との問いかけに、男性はこう答えた。

「(デート)4回目にありました。ホテルに行きました。そういうことが2回ありました」

この男性との交際は、千佐子から別れを切り出し、2~3か月で終わったそうだが、彼に未練が残っていたことが証言から窺える。

「悪くないなと思ったので、そのまま前に進んでいければいいなと思っていました」

見合い相手としてやはり証人尋問に出廷した大阪府の81歳の男性もこう証言した。

「マナーのいい人で生活力もあると事前に聞いていましたが、まさにその通りだと思いました」

彼女と出会った多くの男性が、おおむね好印象を抱いていたようだ。

しかし、そうした姿は、“仮の姿”であったと思わせる言葉を千佐子は語っていた。

拘置所で千佐子と面会した知人が、彼女にこれまでに本気で好きになった男性はいるのかと尋ねたところ、思いもよらぬ言葉が返ってきたそうだ。

筧千沙子
そやなあ、最初に結婚したときくらいやろうなァ。

そんな千佐子が、面会時に涙を見せたことがある。

面会した知人
自分が産んだ子供と育ての親の話が出た時は、感情を露わにして泣いていました。

自分の思い入れのある相手に対しては涙を流す千佐子だが、法廷で被害者やその親族に対して、反省や謝罪の言葉が出てくることはついぞなかった。

それは、人の命を奪ってまでも、自らを満たすことを選択する姿と重なるように感じた。

この事件は、高齢男性の恋心を利用したものであるため、遺族に複雑な心境をもたらした。

私は複数の遺族に取材をしたが、「いい年してあんな女に夢中になって恥ずかしい。もう放っておいてくれ」と取材拒否した遺族もいた。

だが、(被害者の)本田正徳さんの親族は私にこう言って怒りを露わにした。

本田さんの親族
あの女は、葬祭場でいきなり遺産相続の話を始めたんじゃ。
“公正証書がありますから”言うてな。
兄弟みんな納得いかんかったけど、争いになったら面倒やろう。
みんな家族もおることやし、大騒ぎすまいということで、諦めとったんじゃ。
死刑? それよりも時間をかけて深く反省してほしい。

千佐子は死刑判決後すぐに控訴している。

●おの・いっこう/1966年福岡県北九州市生まれ。「戦場から風俗まで」をテーマに北九州監禁殺人事件、アフガニスタン内戦、東日本大震災などを取材し、週刊誌や月刊誌を中心に執筆。著作に『震災風俗嬢』(太田出版)、『新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相』(文春文庫)などがある。

via:週刊ポスト2017年11月24日号

青酸連続殺人の初公判の様子

傍聴希望者が長蛇の列!

京都地裁で最も広い101号法廷で初公判が行われました。

傍聴券受付締切りの午前9時半までに、一般傍聴席58席に対し614人が長蛇の列を作ったそうです。

あれだけの事件ですから、世間の関心の高さもうなづけます。
 

青酸連続不審死事件の起訴状

2012~13年、夫の筧勇夫さん(当時75歳)交際相手の本田正徳さん(当時71歳)日置稔さん(当時75歳)に 青酸化合物を飲ませて殺害、2007年には、交際相手の末広利明さん(当時79歳)に青酸化合物で殺害を図った、としています。

青酸連続不審死事件の主な争点

■被害者の死因が青酸化合物によるものかどうか

■自白の信用性は高いのか

■事件当時の筧千佐子被告の責任能力の有無

罪状認否

筧千佐子(書面読み上げ)
すべて弁護士に任せてあります。以上。

 
 
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弁護側の主張

筧被告は捜査で「カプセル入りの青酸を飲ませた」と自白しているにもかかわらず、弁護側は4事件とも無罪を主張すると同時に、筧千佐子被告が軽度の認知症であることから こう主張。

弁護士
被告は認知症を発症している。

直前のことも事件のことも記憶はなく、事件当時も物事の善悪を判断し、判断に従って自分をコントロールできない状態だった。

法廷でも自分の権利を守るために何をしていいのかわからず、裁判を受けることができない状態だ。

弁護士
被告は犯人ではない。

4人の被害者が、本当に青酸を飲まされて亡くなったり体調が悪くなったりしたのか、事件性について大きな疑問がある。

被告が4人について死んでほしいとか、死んでもかまわないと考えたことは一切なく、殺意もない。

京都地方裁判所は昨年、筧千佐子被告に対して精神鑑定を実施しており、善悪を判断する能力や訴訟を続ける能力には問題がないとされています。

なので弁護側は自白の信用性や任意性、認知症に伴う訴訟能力などを含めて全面対決の構えでいます。

検察側の冒頭陳述

検察官
4事件とも遺産相続などを目的に高齢男性を毒殺するなどした
検察官
■相手は独身だった高齢男性である 

■千佐子被告は相続など事件で利益を得る立場にあった

■千佐子被告が事件発生時に一緒にいた

■殺人3件の死因は青酸中毒だった

検察官
事件直後に業者を呼び、自宅金庫の鍵を開けさせ、遺産計3470万円以上を手にし、借金返済を免れて利益を得ていた
検察官
千佐子被告が処分した自宅のプランター内の袋から微量の青酸が検出された
検察官
事件前、2人の被害者には公正証書遺言をつくらせており、被告による遺産を狙った犯行であることは明らかだ。
検察官
被告は借金を抱え、4度の結婚や見合いを繰り返し、一連の事件を起こした

検察側の証人は 筧千佐子被告の見合い相手を含む50人以上出廷する予定です。

 
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被害者4人について

青酸連続不審死事件
via:産経ニュース

被害者4名の共通点

被害者4人とも死亡当時に健康面に問題もなければ、自殺する理由もなかったとされています。

そして結婚相談所を介して筧千佐子被告と知り合い、交際または結婚を経て 数年内に亡くなっています。

最後の被害者筧勇夫さんに関しては、結婚後1か月で亡くなっています。

筧勇夫さん(当時75歳・京都府在住)

筧勇夫さんは大手電機メーカーに約40年勤務していました。

妻と娘を亡くして独り身だったため結婚相談所を介して筧千佐子被告と知り合い、平成25年11月に結婚し、12月に死亡。

筧千佐子(かけひちさこ)の裁判員裁判 ①筧勇夫殺害編 青酸連続殺人

本田正徳さん(当時71歳・大阪府在住)

元・船の機関長で、寡黙で真面目な「海の男」だった本田さんは、健康を気遣って連日スポーツセンターに通っていたそうです。

平成22年10月頃に結婚相談所を介して筧千佐子被告と交際し始め、平成24年3月に死亡。

筧千佐子(かけひちさこ)の裁判 ②本田正徳殺害編 青酸連続不審死

末広利明さん(当時79歳・兵庫県在住)

健康に気を付けていて「150歳まで生きる」と豪語していた末広さんは、平成17年に結婚相談所を介して筧千佐子被告と出会い、平成21年5月に死亡。

ですが末広さんだけは殺害されておらず、強盗殺人未遂罪で筧千佐子被告を起訴しています。

他の三人に関しては 筧千佐子被告が殺害した容疑による「殺人罪」での起訴となっています。

筧千佐子被告には株式投資という名目で約4000万円貸していました。

筧千佐子(かけひちさこ)裁判 ③末広利明 強盗殺人未遂編【青酸連続不審死】

日置稔さん(当時75歳・兵庫県在住)

内装関係の職人さんで平成24年10月頃、結婚紹介所を介して筧千佐子被告と出会い、平成25年9月に死亡。

交際中は筧被告と旅行に出かけていました。

筧千佐子(かけひちさこ)裁判④日置稔殺害【青酸連続不審死事件】

青酸連続殺人事件・一審判決は11月7日

青酸連続不審死事件の判決は11月7日の予定です。

この裁判は135日間の長期審理で、状況証拠でどこまで立証できるかが焦点でしょう。

青酸化合物がプランターから出てきたものの、その入手ルートや筧千佐子被告とそれを結び付ける直接証拠が見つかっていないことから、検察側は状況証拠をひたすら積み重ねていくしかありませんし、弁護側はそこをついて無罪を主張してきます。

審理期間135日という長丁場の中で開廷予定は48回。

京都地裁は裁判員選任手続きで920人を選定し、補充を含めて12人(最大限)を選んだ裁判員裁判、今後もその行方を見守ります。
 
 

筧千沙子(かけひちさこ)の裁判⑤ 判決【青酸連続不審死事件】

 
 
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