事故物件はやめたほうがいい?気にしない?訳ありに平気で住む人たち
「足立区綾瀬」のように 大きな事件が起こったことで、近隣地帯周辺をすべて巻き込んで事故物件エリアになってしまうケースもあれば

もともと人気の高い都心部のマンションなどは、有名な事故物件であることを承知の上で入居する人もかなりいます。
事故物件に住みたがる人たちと過熱する事故物件投資ブーム
「不思議事件ファイル(オカルト・ミステリー編)東京都足立区の最恐事故物件」3階建てのマンションで2006年から2010年にかけて、全ての階で住人が殺されたり自殺したりした。事故物件サイトの管理人である「大島てる」さんも、日本一の最恐の事故物件としている。その現地ルポ。 pic.twitter.com/cmA8rLME9K
— 不思議事件ファイル (@18EC7cvsQgAIowp) October 16, 2021
「大島てる的最凶最悪ワースト物件(足立区)」 は、数年前にTV番組「ガンミ」で大島てるさんが紹介していたことがありました。
大島てる的最凶最悪ワースト物件…関係者が4年で4人〇くなった多重事故物件
その時に大島てるさんを含めた御一行がロケで実際にそのマンションの前まで行っていたのですが、撮影しているそのときに そのマンションの入居者がちょうど帰ってきたんですよね。それが若いカップルのようで、

うわあぁぁ…。事情を知ってか知らずは別として、この人たち、今 ここに住んでるんだよなあ…。すげーなあ。よく平気だなよなあ。
…と皆で一様に感心してるような驚いているような、何とも形容しがたいビミョーな空気が流れているのを テレビ画面越しに私は感じてました(承知で取材に行ってるのに、なんで今さらそんな微妙な空気感を醸しだしてるの?と思った・爆)
まあ普通に考えたら、今の住居者が何も知らないはずはないと思うんですよね。そこはとんでもない多重事故物件。大島てるさんが結構あちこちで紹介している有名なマンションでもあるので。
今どきの若者は 安ければOK!あまり細かいことは気にしない…って人が多いのかもしれません。多重事故物件ではあるけど、幽霊が出る話は聞きませんしね。
そういう流れなのかどうかわかりませんが、昨今事故物件投資ブームがかなり来ているようです。そもそも5年くらい前から事故物件投資ブームはあったのですが、最近はさらに過熱している…とか。
今や、事故物件でもアッという間に売れちゃう時代なんです……と聞くと、驚かれる方も多いかもしれません。しかし、実際に事故物件が早々に買われるケースは決して珍しくない時代に突入しているのです。
私が実際に見に行ってきた、前の所有者さんが邸内で自殺された物件も、事故物件でありながら、さらに躯体は傷んでいるし、値段も少しお安い程度だったので、「こりゃ当分売れないだろうな~」と放置していたら、3日ほどして不動産屋さんから「あれ満額で売れましたよ」という連絡が来ました。
事故物件は本当にお買い得なのかという話ですが、無責任ながらも私の肌感覚でお話しすると、「1割から2割くらいお安い」「しかも指値(値切り)が通りやすい」「状態が悪いものだと爆裂お安いのもある」という感じで、単純にモノとして考えれば確かにお買い得なように思います。
「不動産投資デビューが事故物件」という方が買った都内の戸建てがよい例で、売出し価格は同スペックのものからおおむね2割安。そして売主さんが早く手放したがっていたのか、1割程度の指値まで効きました。
しかし買付価格が安くても、貸し出す際のお家賃が安くては意味がありません。ところが意外なことに、事故物件でも家賃の下がり幅がそこまで大きくならないものがあります。
つまるところ、事故物件投資は物件価格と家賃の下落幅のギャップを突いた投資法だと言えるでしょうか。物件自体の吟味は必要ですが、やっていること自体は普通の不動産投資と同じなので、投資法というよりは「おぬし勇気があるな」って感じですね。
引用元:「オイオイ大丈夫かよ…」過熱化する“事故物件”投資ブーム、不動産オーナーが語る“ヤバすぎる”現状
事故物件といっても「事故」の内容はさまざまで、前の入居者がどんな亡くなり方をしたのかや、孤独〇などで特殊清掃が入った場合は、扱い方のガイドラインが少し変わってくるようですが・・・
この業者によれば、事故物件の不動産価格は ・孤独死で1割 ・自殺で3割 ・他殺で5割 相場に比べて落ちるといいます。
こうした不動産価値の下落を気にして大家は事故物件化を避けたいわけですが、一方では安さを生かしたビジネスも広がりを見せているのです。
専門家によると、“事故物件”は日本独特の問題で、欧米で気にされることはほとんどないと言います。もともと古い建物が多いため、人の死があった物件が珍しくないためです。
引用元:“事故物件” とは?賃貸で「告知義務は3年」のルール化も

北九州監禁連続〇人事件で階下の住人があの音を聞いていた…
数年前の話ですが、1996年(平成8年)に発覚した北九州監禁連続〇人事件がテレビの特番で取り上げられたとき、監禁部屋の下の階に住む住民が こんなふうにインタビューに答えているのを見ました。
本日は3月7日
【北九州監禁殺人事件】
2002年3月以降に福岡県の北九州市で発覚した監禁・連続殺人事件。主犯である「松永太」が内妻の「緒方純子」と共に、知人の男性を脅迫と虐待の末に死亡させ、その後、緒方の親族を北九州市の自宅に呼び寄せて監禁し脅迫と虐待の末に親族間で殺害させた。死亡した pic.twitter.com/gdEqOf3tiu— あんかけナポリ (@napori_ankake) March 6, 2022
ギーコギーコは、被害者の〇体を解〇している音。この音を聞いてるということは、この事件の前後にずっとそこに入居しているということで…(少なくとも数年前のテレビ番組のインタビューまでは、ずっとそのままそこに住んでたわけだよね)
あれだけの事件が真上で起こったのに…平気な人は平気なものなのか!?と驚いたことを今でも思い出します。

事故物件なんて気にしない!新人類はドライな人が多いのか!?
でも、普通の神経の持ち主なら、事件や事故を気にする人の方が圧倒的多数。そうおいそれと退去できるとは限らないので、気持ち悪いなと思いながらもそのままそこに住み続けている人も少なくないでしょうけど。
座間の連続〇人事件 が発覚した当時も、

〇人現場になったアパートの入居者がどんどん退去していくのかと思いきや、退去者ゼロ。事件直後に家賃が3,000円下がったらしい。
その後もあのアパートは内見希望者が後を絶たず、そのほとんどが冷やかしだったらしいけれど、本気で入居を希望する人が2~3人いたとか。
まあ人それぞれ事情がありますし、動きたくても動けないということもありますけど…それでも私は内心「今どきの若い人はすごいな」と思いました。
新人類はそういうとこ、ドライなのか!?(自分なら裸足で逃げ出すけどw)
事故物件に対する感じ方・考え方も人それぞれ。どこまでがブラック物件かという線引きにも個人差がありますし、家賃が安いだけであえて事故物件を探して住む人もたくさんいます。
しかし、瑕疵がない賃貸物件をお探しの方は 事故物件を掴まされないために情報収集を怠らない事前努力が必要ですね。
最近は、事故物件を大島てるで調べることもできますけど、必ずしも書き込みがあるとは限りませんし、告知義務がない隠れ事故物件も多いですから。

事故物件・吉方位・転居のヒント