【フィリピン・マニラ連続保険金殺人事件】岩間俊彦被告らの裁判

 
岩間俊彦 フィリピンマニラ保険金殺人事件

2014/10/18 フィリピン・マニラ保険金殺人事件

2014年10月18日、山梨県韮崎市で鳥羽信介さん(当時32歳・整骨院経営)がマニラでタクシーに乗車し、停車時にバイクで近づいてきた男に射殺された。

2015年9月1日、マニラの住宅街の路上で中村達也さん(当時42歳・山梨県笛吹市)が3発の銃撃を受けて死亡しているのが発見された。

2016年5月12日、山梨県警は鳥羽信介さんが射殺された事件で、岩間俊彦(42歳)、久保田正一(43歳)、菊池正幸(57歳)、スパン・ピンゴル・サリー(43歳)の4人を殺人容疑で逮捕した。

そして6月2日、甲府地検は岩間俊彦、久保田正一、菊池正幸の3被告を殺人罪で、スパン・ピンゴル・サリー容疑者を殺人ほう助罪で起訴した。

6月7日、今度は中村達也さんが射殺された事件で、岩間俊彦と久保田正一を殺人容疑で再逮捕し、6月28日、甲府地検は殺人などの罪で岩間俊彦、久保田正一両被告を追起訴した。

 
 
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一審・甲府地裁

2016/12/22 スパン・ピンゴル・サリー被告に懲役6年・確定

一審・甲府地裁は、スパン・ピンゴル・サリー被告(44歳)に求刑通り懲役6年を言い渡しました。

サリー被告は控訴せず、判決が確定。
 
 

2017/2/14 久保田正一被告に無期懲役・確定

一審・甲府地裁は、久保田正一被告(43歳)に求刑通り無期懲役を言い渡しました。

久保田被告は控訴せず、判決が確定。
 
 

2016/11/14 菊池正幸被告に懲役15年⇒控訴

一審・甲府地裁は、菊池正幸被告(58歳)に求刑通り懲役15年を言い渡しました。

菊池被告が殺人の実行役を手配した上、鳥羽さんを殺害現場におびき出していたことから「重要で不可欠な役割を果たした」と指摘する一方で、自首したことから「菊池被告の協力がなければ、事件が解明されなかった可能性がある」

被告人側は量刑不当として控訴。

2017/8/25 岩間俊彦被告に死刑判決⇒控訴

フィリピン・マニラで2014~2015年に多額の保険金をかけた男性2人を何者かに射殺させたとして、殺人罪などに問われた岩間俊彦被告(43歳・無職・山梨県笛吹市)の裁判員裁判で、甲府地裁は8月25日、検察側の求刑通り死刑を言い渡しました。

甲府地裁
巧妙で計画的な犯行で、人命軽視の度合いが甚だしい。
 
殺害計画を首謀したことは共犯者の証言から明らかで 犯行形態も冷酷かつ残虐。

判決によると、岩間被告は鳥羽信介さん(当時32歳・整骨院経営・山梨県韮崎市)と 中村達也さん(当時42歳・会社役員・山梨県笛吹市)を、保険金を受け取るために フィリピン・マニラで何者かに射殺させたとされています。

甲府地裁の裁判員裁判での死刑判決はこれがはじめて。
 
 
起訴状によると、岩間俊彦被告は久保田正一受刑者(44歳・殺人罪で無期懲役確定)らと共謀して現地で射殺の実行犯を雇い、現地時間の2014年10月18日に韮崎市の鳥羽信介さんを、また、2015年8月31日~9月1日に笛吹市の中村達也さんを拳銃で殺害したとしています。

被害者の鳥羽さんと中村さんは岩間俊彦が大株主だった会社の役員で、それぞれ死亡時には会社を受取人として 鳥羽さんに1億円、中村さんに5000万円の保険金がかけられていました。

被告は公判で「共犯とされる人たちに、ぬれぎぬを着せられた」などと無罪を主張していましたが。

ちなみにこれらの保険金は支払われていません。

2017年8月28日、弁護側は判決を不服として東京高裁に控訴。
 
 

控訴審・東京高裁

2017/5/16 菊池正幸被告の控訴棄却

東京高裁
犯行現場の下見をした上で被害者を連れ出すなど、菊池被告は重要で不可欠な役割を果たした。

東京高裁は一審判決を支持し、菊池正幸被告の控訴を棄却しました。

 
 
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