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オカメインコが逃げたときの探し方・捕まえ方のリアル体験談

オカメインコの飼い主の寄稿です

これは5羽のインコを飼育する我が家の家族が、オカメインコを空に飛ばしてしまってから無事保護するまでの体験談です。

オカメインコが逃げたときの探し方・捕まえ方のリアル体験談

オカメインコが逃げた

ゆきちゃんが飛んでいっちゃった!

わが子のように大切に育てたゆきちゃんが、
外に飛んで行って
行方不明になってしまったのです。

オカメインコが逃げた

窓を開けたタイミングでゆきちゃんがやってきて、そのまま外へ飛んで行ってしまった

9月の終わりのことでした。

オカメインコが逃げた

ゆきちゃんは垂直に見えなくなりそうなくらい高く上がってから 南東の方角に一直線に飛んで行った

逃がした家族の話をもとに、
周辺をゆっくりと車で走りながら、
ゆきちゃんを探し回りました。

そのとき私は携帯で
同居オカメインコの歌う声を
何度も流しながら、
近隣をゆっくり回ってみました。

その間、
娘に以下の4つのことを
やっておくようにお願いしました。

ツイッターを使った迷い鳥情報発信と情報拡散のお願い

オカメインコが逃げた

閲覧する年代が限られますが、
ツイッターは何といっても
情報拡散力が半端ないツールです。

インコのロスト情報を拡散するために
積極的に利用することをおすすめします。

ロスト情報を見かけた様々な人たちが
拡散に協力してくれますので、
たいへんありがたく、
心強いツールです。

迷い鳥掲示板への迷い鳥情報の登録

オカメインコが逃げた

ウェブ上に迷い鳥掲示板が
いくつかあります。

ツイッターの拡散力重視と比較すると
迷い鳥掲示板は一種の
「集会所」のようなものですが、
こういった緊急時はスピード勝負です。

スタートダッシュが運・不運を
分けることさえありますし、
初動時はどんな些細な情報でも貴重です。

ロスト情報は迷い鳥掲示板にも
必ず掲載することをおすすめします。

ちらしを作成・印刷して店舗用掲示とポスティングに!欠かせないアナログツール

オカメインコが逃げた

自宅近くのスーパーやコンビニに
貼らせてもらう目的で
チラシを作成しました。

また、周辺で発見情報が来た場合に
近くのお宅にポスティングしたり、

持ち歩いて近くを通る方に
聞き込みをする等、

アナログな方法ですが
ちらしはかなり汎用性の高い
欠かせない重要ツールです。

インコが逃げたら警察に遺失物届けを出す!迷い鳥は「物」扱いになる

オカメインコが逃げた

インコは「物」として扱われますので、
インコを逃がしてしまった場合は
警察に「遺失物届」を提出します。

逆にインコを保護した場合は
「拾得物」となります。

警察に遺失物届を提出すると、
警察署のHPに遺失物情報がアップされ、
随時更新されますので、
そちらも確認する必要・価値があります。

オカメインコが逃げた

オカメインコの脱走は
すでに起きてしまったこと…

もはや取り返しはつきませんが、
また愛鳥に再び出会うために、
すぐに思いつく限り・出来る限りの
全てのことをしました。

オカメインコのロストを
悲しんだり後悔する時間が
もったいなかったのです。




2日後にTwitterからオカメインコのロストの目撃情報が舞い込んで捕獲作戦始動!

オカメインコが逃げた

オカメインコのゆきちゃんの
ロストから2日後に娘から

ツイッターで目撃情報があった!

…との第一報が入ってきました。

目撃情報は我が家から南東の方角、
直線距離で4.2キロほどの
川沿いの高層マンション群。

これはゆきちゃんである可能性大だと感じ、
再会への期待が高まりました。

目撃者がオカメインコの捕獲を試みてくれたもののうまくいかず…

オカメインコが逃げた

オカメインコの目撃情報によると、
ゆきちゃんらしきオカメインコが
隣家のベランダにとまっているのを
確認したとのことでした。

在宅だった隣人に家に入れてもらって
そのオカメインコの捕獲を試みたそうですが、
うまくいかなかったそうです。

見ず知らずの人のために
そこまでしてくれるなんて!
…と感激、感謝いっぱいになりました。

オカメインコが逃げた

私たちは目撃情報のあった団地に到着し、
マンション群の中に入って
携帯で同居オカメインコの歌声を鳴らしながら
周辺を巡回してみました。

すると…
遠くの方から白いものが
ひらひらと飛んでくるではありませんか。

しかもその鳥はパニックに陥りながら
大鳴きしています。

ゆきちゃんだ!!

娘と思わず叫びました。

その姿をずっと目で追っていくと、
ゆきちゃんはあてどなく
ひらひらと周辺を飛び回り、
団地の11階に留まったのが
確認できました。

目を凝らして
やっと場所を特定しましたが、

呼びかけても返事をするだけで
こちらに飛んでこようとはしません。

やっとの思いで発見できたものの、
パニックになって飛び回っている
オカメインコを捕獲するのは
至難の業のように思えました。

飼い主がなんとか11階までたどり着くもパニック状態のオカメインコを捕獲できず…

オカメインコが逃げた

そこの地上付近は
大きな木が沢山ある公園なのですが、
ゆきちゃんは樹木や下界に
降りてくる気配がありませんでした。

カラスなどが数羽飛んでいるのが見えたので、
怖くて降りることができなかったのかもしれません。

ゆきちゃんの姿が確認できた団地の11階に
ようやく私たちはたどり着いたものの、
残念ながらそのベランダの住人は不在でした。

その隣の隣の部屋の男性が気を利かせて
私たちをベランダに通してくれたので、
そこからゆきちゃんに呼びかけてみたものの、

パニック状態のゆきちゃんは返事をするだけで
こちらにやって来ようとはしません。

オカメインコが逃げた

次第に辺りが暗くなり始めたため、
私と娘はチラシを持って
帰宅する方々に話しかけたり、
ちらしをポストに投函したりしました。

夕刻ではオカメインコの捕獲は
一旦諦めざるを得ず、

その日お世話になった方たちにご挨拶して
私たちはそこで帰途につくことにしました。




オカメインコの脱走から3日目!やっと最愛の愛鳥と感動の再会を果たせた

オカメインコが逃げた

勢いよく電話が鳴ったのは、
翌朝の6時半のことでした。

あなたのインコが大鳴きしてるよ。捕まえにいらっしゃい!

…と昨日の捕獲劇に協力してくださった
男性からの連絡でした。

取るものもとりあえず
あの団地に直行すると、

ゆきちゃんは団地の10階のベランダに
留まっていることがわかりました。

オカメインコが逃げた

該当のお宅には
おばあさんとシーズー犬が住んでいました。

「お入りなさい」
と言ってくださったので、
そっと戸を開けて
ベランダへ通していただきました。

キャリーに入れた同居オカメインコを連れた娘が
静かにゆきちゃんに近寄ると、

ゆきちゃんはようやく安心したのか、
娘の手に乗り、
無事に保護することができたのでした。

ゆきちゃん、よかった…。やっと会えた。これでやっと家に連れて帰れる…。

じんわりとした安堵感に包まれると同時に
急に体の力が抜けたようになりました。

オカメインコが逃げた

オカメインコの保護に
協力してくださったおばあさんは、
ゆきちゃんが飛んで行ってしまわないように

「小鳥を驚かせちゃいけないよ」
「吠えてはいけないよ」
とわんちゃんに言い聞かせながら、
静かに見守ってくださっていたそうです。

早朝からオカメインコの保護に
協力してくださった方々に深々とお辞儀をして
またお礼に伺う旨をお伝えして
その場を後にしました。

こうしてゆきちゃんは
住み慣れた我が家に
2日ぶりに帰ることができたのでした。




インコのロスト回想!強運に恵まれて生還したオカメインコ

オカメインコが逃げた

私のオカメインコのロスト体験は
実はこれが初めてではなく、
わずか5歳の時に
初めてのインコのロストを体験しています。

当時つがいで飼っていたオカメインコが
家の中でとても従順だったので、

幼い私はあろうことか
「外に連れだしても問題ない」
と考えたのです。

肩と手にオカメインコたちをのせて
玄関から外に出た途端、
オスのオカメインコが鳴き叫びながら
空に飛び立ちました。

私はメスオカメの方は掴みましたが、
オスオカメはそのまま遠い彼方へ
勢いよく飛び去ってしまいました。

オカメインコが逃げた

隣人のお姉さんに促されて帰宅した私は
そのことがショックで大泣きし、
落ち込んでお通夜のような数日を過ごしました。

逃げてしまったオカメインコが戻ってくるとは
思ってもみなかったのですが、

期せずしてまたそのオスオカメに
再会することができたのです。

数日後にかかってきた一本の電話が、
我が家のオスオカメの無事を知らせてくれました。

オカメインコが逃げた

あの日飛び去ったオスオカメは
高層マンションの6階に逃げこんで
大鳴きしていたそうです。

その姿を見つけたおじさんが
「変わった鳥がいるな」
と連れ帰ったのですが、
餌を全く食べなかったとのこと。

「どうしたものか」と思ったおじさんが
たまたまエレベーターに貼ってあった
迷い鳥のチラシを見かけて、

保護した鳥が我が家のオカメインコだと知り、
電話をくれたのでした。

あのときのオスオカメのことも、
私はつい昨日のことのように
思い出す事ができます。

あのときのオスオカメもゆきちゃんも
本当に強運の持ち主だったと思いますが、

それと同時にアナログツールの
チラシの効果を感じた出来事でした。




インコのロストを二度と起こさないために心に誓ったこと

オカメインコが逃げた

私のロスト体験は2度とも
「愛鳥の無事生還」という幸運に
恵まれた結果になりましたが、

今後このような事態を二度と
起こさないように反省しつつ、
心に誓ったことがいくつかあります。

放鳥中は窓を開けない!…言うまでもなくロスト対策はこれに尽きます。
引越し直後は特にロストに注意する…たくさんの窓がある場合は特に注意。
放鳥時間を決める…地味に大事なこと。家族も放鳥時間が決まっていれば、戸や玄関の開け閉めに気をつけられます。
思い込みを捨てる…「手乗り鳥は逃げていかない」との思い込みを捨てる。潜在的にそう思っていたのかもしれない。

それでも「うっかり」でインコのロストが
起こってしてしまった時に行うべき行動は、
繰り返しになりますが
以下の4点です。

ツイッター登録・インコのロスト情報発信・拡散願い・こまめに情報をチェック
 迷い鳥掲示板への登録とこまめなチェック
ちらし作成とポスティング。周辺店舗への掲示依頼。捜索の聞き込み時にも利用する
警察に遺失物届出。定期的にHPの遺失物情報を閲覧する

これらの使えるツールのすべてを
フル活用することが大切です。

インコのロストが起こってしまっても、
スピーディーな初動対応次第で
捕獲・保護等の良い結果に
繋がる可能性があります。




インコが逃げた時の探し方は使えるツールのフル活用に尽きる!

オカメインコが逃げた

私が体験したオカメインコのロスト生還劇は、
どちらも幸運に恵まれたことが共通しています。

オカメインコが生還できた 2件のロストの共通点
  • オカメインコはビビリなので、外に出た途端パニックを起こし高く飛んでしまった。
  • オカメインコが高層住宅に飛び込んだ。
  • オカメインコがなかなか地上に降りて来なかった。
  • 情報拡散やチラシの作成・ポスティングに即行で取り組んだことが功を奏した。
  • 親身になって協力してくれる近隣住民に恵まれた。
捜索のコツだよ
オカメインコが逃げた
逃げた先の近隣住民の皆さまの温かいご協力があったからこそ、無事に愛鳥に再会できた。

これは決して忘れてはいけない、
そしてこれなくしては
インコが生還できなかったであろう、
重要なポイントです。

万一愛鳥をロストしてしまったら、
保護するための迅速な対応が欠かせませんので、
ためらわずどんどん情報を発信・拡散すべきです。

さらに愛鳥を探すための手段は
アナログ・デジタル問わず、
積極的に周囲に呼び掛けて、
協力を仰いでみましょう。

その当時力を貸してくれた皆さんに対して、
本当にありがたくて感謝しきれないほどの想いが、
今も私の心の中にはそのまま残っています。

もしも私が誰かのインコのロスト場面に
出くわすことがあれば、
その時は及ばずながらも
尽力させていただくつもりでいます。