インコの痛風はビタミンA不足から起こることが多いため、予防としては日ごろからビタミンAが不足しない食餌を与えることが有効です。
インコ・オウムの食餌がシードではビタミンAは完全に足りていませんから、鳥用のマルチビタミンや緑黄色野菜を日常的に与える必要があります。
予防といった意味では、ペレットにはビタミンAが含まれていますので、どのペレットでも予防になると思います。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) November 19, 2021
ちょうど昨日、関節痛風を患ってしまったセキセイインコちゃんが亡くなりました。13歳7ヶ月でした。
ちょうど先生の今日のツイートを拝見して、
もう一羽、家にいるインコちゃんのためにも、ビタミンAやタンパク質量摂取量について勉強したいと思いました。— かお:) (@piiiytyooor) November 19, 2021
また、インコの痛風は腎臓機能の低下により尿酸が増えることも原因ですが、痛風の予防・改善に効果があると考えられているのがアンセリンです。
ここではアンセリンを配合したインコのペレットを2種紹介します。
【インコの痛風】イースターペレットリトルバードセレクション口コミ
尿酸は血液中に溶けないので、尿酸の濃度が体内で高くなってくると、結晶化して関節などに溜まります。
そんな尿酸が剥がれてくると白血球がそれを異物としてみなして攻撃。それにより痛みが出るのが痛風発作です。
アンセリンは尿酸の生成を抑制すると同時に、作られ過ぎた尿酸を排泄する効果があるため、アンセリンは痛風の予防・改善に有効であると考えられています。
ここで紹介していくペレットはすべて同じメーカーの「イースター」で、尿酸値に配慮したアンセリンを配合していることが特徴です。
リトルバードセレクションプロ セキセイインコ用… イースターペレット
乳酸菌、オリゴ糖、ビール酵母を配合しているので腸内環境を整える効果も期待できます。
ペレットの形状は粟玉サイズですので、シード食からの切り替えでシードに混ぜてもわからない程度の粒サイズです。
国産、無着色で製造された安全性の高い食餌です。
パッケージは、気密性の高いアルミを使用しているので高い鮮度を保ったまま保存可能です。
香りは悪くないし低脂質・低糖質で良いペレットだと思いますが、少し硬いので、これをメインに他のペレットを混ぜて与えます。同じものが続くと飽きるからです。国内産なので供給が安定しているところも良いです。
他のペレットは食べることがなかったのに、これは食べてくれました。粒が小さくて、香りがインコが好きそうな感じがします。すごい勢いでバクバク食べたので、こちらがびっくりで、とても気に入ってもらえてよかったです。このペレットとシードをミックスして与えていますが、おやつにこのペレットだけをあげても喜んで食べます。見た目がフンに近い色なので、時々驚いて二度見してしまいます。

リトルバードセレクションプロ オカメインコ用 …イースターペレット
余分な尿酸の排泄を促し、過度の尿酸生成を防ぐ作用のあるアンセリンを配合しています。
整腸にも配慮し、乳酸菌、オリゴ糖、ビール酵母を配合しています。
オカメインコは遊び食べをすることがありますが、この食性に配慮し、丸型と俵型のペレットがミックスされています。
いつもズプリームを与えていますが、少しでも腎臓によさそうなものはないかと思って切り替えました。驚いたことに信じられないくらい回復して、辛そうに一日中床に寝ていて緑フンをしていたのが日に日に回復。止まり木にもとまれるようになりました。この餌に切り替えてから、1週間は病院で出されたビタミン剤を併用していました。ビタミン剤を中止してもうひと月経ちますが、元気が戻りました。数年前からシードを食べなくなった子なのでペレット切り替えは簡単でしたが、味はズプリームの方が好きみたいです。見た目は金魚の餌みたいで独特なにおいがしますが、食べてくれるので問題ありません。
うちの7歳のオカメインコはこのペレットしか食べません。別の商品を色々試してみましたが、全然食べてくれませんでした。このペレットとシードをおやつにあげていますが、調子がよさそうです。においは強めですが、うちの子にはこれが欠かせないです。
生後3か月のオカメインコです。シードより粒サイズが大きいので、ついばみたくなるようで、よく食べています。食欲が落ちてきたことがあって心配していましたが、2週間ほどで切り替えができました。獣医さんからもイースターのペレットをすすめられたのですが「おいしくないですよ」と。うちの子は食べてるのでOKです。