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両足とも不自由な障害オカメインコ【オカメインコの手作りご飯日記】

オカメインコの手作りご飯日記 4月2日

オカメインコの手作りご飯日記

かぼちゃ・さつまいも・にんじん・水菜・菜の花
キヌア・アマランサス
発芽シード…大麦・小麦・ライ麦・オーツ麦・あわ・ひえ・きび・カナリーシード・そば・赤マイロ
ホワイトチアシード

今日のインコメニューは玄そばと赤マイロをプラスして、発芽シードがちょっと多め。

マイロは最近はヒトの雑穀ご飯でも人気で「高きび」とか「ソルガム」「モロコシ」の名で見かけることが多いです。

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確か中学生の頃、地理?の教科書に「コーリャン」というのが出てきた記憶があるのだけれど、コーリャン=マイロだと知ったのはごく最近。

高きび(ソルガム)は 中国では「コーリャン」 韓国では「スス」 見た目がひき肉に似ているので「ミートミレット」とも呼ばれているとか。

普通は鳩の飼料に使われていることが多いマイロは野生のオカメインコがよく食べてるらしいです。

そういえばこの赤マイロ(右下 )もオーストラリア産だった。

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1980年代にオーストラリアでオカメインコの摂食生態を調べた結果。

オカメインコはヒマワリよりもソルガム(マイロ)の方を好んで食べ、全作物内容(29種のタネ)のうち6割がこれを占めていたと。

シードジャンキー=ヒマワリのイメージからヒマワリよりも好きなタネがあること。そしてそれがマイロというのが個人的にはちょっと驚き。

とはいえ、オカメインコサイズともなると鳩の飼料系を使うブリーダーもいるくらいので、特に不思議でも何でもないか。

でもうちではマイロは芽出しさせない硬い状態では与えない。食べさせるなら発芽させてからが安心。

乾燥シードはフードの1日量の25%を超えないようにしたいし、うちの子たちも急に硬いマイロが乾燥シードに入っていたら、びっくりしてスルーすると思いますが…。




両足とも不自由な障害オカメインコのブチ子ちゃん

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今日のブチ子ちゃん。

この子は雛時代のある事故で両足が不自由になってしまったオカメインコの女の子。

片足は切断してしまい完全に欠損。もう片足も爪先が一部欠落・変形して曲がり、ほぼ機能していない。

もちろん止まり木には止まれず、脚を使っての移動も難しいけれど、くちばし(第三の足)を利用してずるずる移動することはできます。

あまり動けないので 運動不足解消に放鳥して飛ばせます。

翼にはまったく問題ないので他の子よりも力強く飛ぶことができるため、私が在宅していれば半日くらい放し飼い状態にして運動させます。

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オカメインコって、飼い主が「良かれ」と思って作ったバードアスレチックとか、あまり遊ばない感じではないですか?

止まり木や特定のお気に入りパーチでまったりすごしたり、好きなところを思いのままにうろうろするのが好きというか、自由きままにしていたい印象を受けます(うちの子たちは集団で生活してるせいもあってこの傾向が強いのかも)

なのでうちの子の放鳥時の遊び場は、天井付近などの高所に安全な居場所を確保して、かじってもいいものを与えるのが合っている感じ。

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我が家は「みんなマイペースで自由にしてていいよ~」というスタンスの放鳥です。

それでも時々下に降りてきては飼い主の相手をしてくれたりする“気配りっ子”もいて、個性豊かなところがまた面白い。




こぼれ種で増えたユキヤナギとビオララブラドリカ

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毎年、春になると「ユキヤナギがほしいな~」とずっと思っていました。

子どもの頃の実家にユキヤナギがあって、春に芽吹くとむしって遊んでいた(←虐待!?)大好きな木だったからです。

昨年、南天の鉢にこぼれ種?たぶん野鳥の落とし物が勝手に芽を出した植物が育っていて、枝ぶりと葉っぱを見て「おっ!これはもしや!?」と期待してこの春を待っていました。

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花が咲くまでユキヤナギだと確信が持てなくて。でもまちがいなかったのがやっとわかった♪

1年生の小さな株だけど、元手ゼロでミニ盆栽的に楽しめるのがうれしい。

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これは2年前におぎはら植物園のネット通販で購入したビオラ ラブラドリカ の子孫。

これもこぼれ種が庭のあちこちから芽を出して殖え続ける定番の下草的存在で、すごく気に入っています。

だんだん黒みがかってくる葉っぱも美しいので、グラウンドカバーにおすすめです。