インコペレットの保存方法はアルミ袋で!真空パック冷凍はNG な話

インコのペレットをフードシーラーを使って真空パックにして冷凍保存している方法をネット上でかなり見かけますが、それはペレットの保存方法としては適切ではないと私は考えています。

そして個人的見解ですが、そういう不適切な長期保存方法が「インコがペレットを食べなくなった」問題の原因のひとつだと思っています。

インコペレットの保存方法はアルミ袋で!真空パック冷凍はNG な話

ペレットの保存でフードシーラーで真空パックにして冷凍保存する方が多いのは、ネット上でよく見かけるせいでしょう。

その情報につられてインコのために高額なフードシーラーを購入した人もいるかもしれませんが…

申し訳ないですが、私はここでそれを全否定します。

ペレットのフードシーラー(真空パック器)による冷凍・冷蔵保存のデメリット

インコのペレット保存方法

ペレットが酸化することで風味が確実に損なわれ(つまり食いつきが悪くなる)栄養価が低下することは事実ですから、フードシーラーで真空パックにすること自体は良い方法です。

ただフードシーラーで真空にする時に使うフィルム(ビニール)はほとんどが透明ですよね(←私の知る限りではの話ですが)これがいただけませんw

光に当たることで破壊される微量栄養素(ビタミン類)がありますし、遮光するのが保存の鉄則のひとつだからです。

インコのペレット保存方法

だからペレットを保存するのに透明なパッキングやガラス容器・プラスチックのタッパーなどに入れて長期保存するのはおすすめできません。

一見しておしゃれでスマートに見えても、それは栄養学的に見て賢いやり方ではないです。

開封後に長期保存することで「まずく」なったうえに「栄養価が欠落」したペレットなんて…誰が喜んで食べますか?

そんなペレットを愛鳥に食べさせたいですか?

真空は正解だけどペレットの真空パック保存は不適切!と自分でやってみたらきっと思う件

インコのペレット保存方法

我が家にもフードシーラーがありますが、ここに書くのはそれを日常的に使っていて感じた感想です。

私のフードシーラーは3年前に低温調理(真空調理法)にハマった時に購入したものですが、ごく一般的なフードシーラーです。

簡易型のコンパクトサイズもありますが、値段がいい割には機能的にはだいぶ落ちるため、スタンダードなタイプを買いました。

そんな私がペレットを真空パックにするとしたら、そこそこ多い量のペレットの真空パックが出来上がると思うんですよ。こんな感じで

量の多い真空パックを開封してもすぐに食べきれるはずはない。…となると、再開封したそれを、一体何日かけてインコに食べさせることになるのか?

再開封後もどんどん酸化が進むはず…。ペレットを真空パックにすれば一時的には酸化を防止できますが、一度開けたらまた元の木阿弥ですよね。

ネット上で見かけるペレットを真空パック化した画像は、結構大量にパック詰めしていて、小分けという感じがしません。しかも中身が丸見えの透明パック。

再開封・再々開封しても早めに使い切れるようにもっと小分けにして、遮光対策もしないと、保存方法としては合格点とは言えないよね?

…と、私は自分が実際にフードシーラーを使う立場から、こんな風に感じました。

そういう理由から、真空パックにするためのフードシーラー(真空パック器)をペレットの保存目的だけで購入するのはおすすめしません。

パッキングするフィルムも結構いいお値段しますし、フードシーラー本体も決してお安い買い物ではありませんしね。




インコがペレットを「食べなくなった」←過去形…は飼い主のせいかもしれない!?

インコのペレット保存方法

「インコがペレットを食べない」ではなくて「食べなくなった」と過去形にしているのは、同じペレットを最初は食べてたのに だんだん食べなくなってきた…という意味合いです。

そしてインコがペレットを「食べなくなった」の理由のひとつは「まずくなった」からです。

はじめて開封したばかりのペレットは本来の味に近いため、まあまあおいしいからインコも食べたかもしれない。それが時間が経ってまずくなったから「食べなくなった」可能性が高いのだと思います。

やっぱりインコだって まずいものは食べませんよね。元々口に合わないのであれば初めから「食べない」ですよ。

だけど、最初は食べてたのに途中から「食べなくなった」のは そういう理由も考えられるのでは?

こちらのレビュー記事 にもありますが、

ハリソンペレットスーパーファイン アダルトライフタイムのレビュー【セキセイインコ編】
インコのペレットを「ハリソンペレット アダルトライフタイム スーパーファイン」に切り替えた飼い主さんの体験談とレビューを紹介。

食べ残しの翌日のペレットや湿気たペレットは鳥が食べたがらなくなるものです。

初めは食べたのに途中から食べなくなるにはそれなりの理由がある

インコのペレット保存方法

インコは「まずいんだよ~!」と言葉で直接訴えられないですが、そういうリアクションしてませんか?

それはきっとまずいんですよ…酸化が進んだことで脂が変だったり、鼻につく臭いが出てる可能性がゼロとは言えません。

飽きたから「食べなくなった」ももちろんあるでしょうけれど…途中から食べなくなったのには インコの方も何か感じるところがあるのではないでしょうかね?

しかもそれが長期保存されたペレットの再開封・再々開封・再々再開封だったら…空気にさらされた時間が長いから、どんどんまずくなりますよ。

変質・腐敗はしていなくても、確実に酸化・劣化してるはず。

もしもそれが「食べなくなった」本当の原因であるならば、それは鳥のわがままばかりではなく 飼い主の方にも責任があります(残念ながら、インコの方はそれを正確に訴える手段を持っていませんが)

こういう苦言…耳が痛い人も結構いるかもしれませんが、言われないと気づかない人も多いはず。

あくまで可能性の話なので、この仮説が絶対正しいとは言えませんが、インコがペレットを食べない理由は「ペレットのせいだけではない」こともまた然り。

そのペレット、何カ月前に初開封したものですか?

ハリソンペレットなんて開封したら4~6週以内に食べきるように指示されていますが、冷凍すれば大丈夫!と言い切る人、かなりいますよねぇ…。

現実問題として、ペレットだけでなく、ボレー粉や鉱物飼料なども、鳥たちは古くなったものは食べませんよ。

ヒトよりトリの方がセンシティブなのかもしれませんね。

インコのペレットお試しが消えたのも保存法や取り扱いが悪いから!?

インコのペレット保存方法

新しいペレットを買う前に、小分けタイプをお試ししてから検討したい飼い主さんが多いのは当然なのですが、昨今はペレットのおためしがあまり入手できなくなっているでしょう。

動物病院が患者さんにサンプルで配っているのは別として、お試しサンプルを正規販売できるペレットメーカーはごく一部に限られています。

それはペレットメーカーが品質劣化を懸念して、小分け販売を禁止する通達を出しているからです。

勝手に小分けされて散々酸化・劣化してまずくなったものを食べさせて「○○メーカーのペレットを食べない」なんて不人気商品のレッテルを貼られたりしたら メーカー側はたまったものではないのでしょう。

現在、海外メーカーの有名どころのお試しサンプルで手に入るものはごく一部に限られています。

amazonでインコペレットのお試しを見てみる

ネット通販でお試しサンプルを正規販売していないのですから、フリマサイトなどで匿名個人が小分け販売しているのは当然違法です。

さらにそういうところから購入するのは「どんな古いものが送られてくるか知れない」怖さもあります。

知ってか知らずかわからないけれど平然と掟破りをする輩は、自分が廃棄しようとしている古いペレットを「開封したばかりです」などといって販売し、小銭を稼いでいる可能性も否めません。

まあ、手を出さないのが無難でしょう。




ペレットは遮光アルミ袋の小分け保存がおすすめ!脱酸素剤を使う時の注意点

インコのペレット保存方法

わが子同様に可愛がっているインコには できるだけフレッシュな食物を与えたいですよね。

それならペレットを真空パックするのではなくて、遮光アルミ袋に入れて保存する方法がおすすめできます。

それも全面がアルミになっている完全遮光型に限ります。

アルミ袋には片面が透明フィルムのものもありますが 両面遮光タイプを選びましょう。

脱酸素剤の利用もおすすめですが、使用できる包装フィルムが限られています。何でもいいわけではありません。
脱酸素剤を入れる場合は酸素が通りにくい構造になっている脱酸素剤用フィルムを使います。フィルムは透明なので、それをさらに遮光して保存します。

ペレットの冷凍保存を過信しないで!一般家庭の冷蔵庫では特に劣化が激しいもの

インコのペレット保存方法

ネクトンSの保存方法のところでも紹介していることですが、冷凍保存を過信しないでください。

言うまでもないですが、冷凍だろうが冷蔵だろうが、一度開封したものは時間の経過と共にどんどん劣化します。

専用の冷凍庫を持っている人ならまだマシですが、一般家庭の冷蔵冷凍庫しか持ってない人の冷凍は要注意です。

開け閉めが多いために内部の温度を一定に保てず、その都度食品がその影響をもろに受けて劣化します。

冷凍することで「時間を止めている」ような印象を持っている人ほど、食品を劣化させてる可能性があり危険です。

ネクトンSの保存方法!開封後冷蔵庫に入れたり冷凍庫保存はNG !

ここでは私なりの意見をいろいろと書いてきましたが。

自分の中の正解は人それぞれ違いますので「そんな意見もあるのか」程度に読み飛ばしてもらえたらと思います。

自分なりのデッドライン(使用期限の締め切り)をきっちり決めて、使いきれなかった分をきっぱりと廃棄する勇気をもつこと。

これが 愛鳥の健康のためには必要不可欠である…が私の個人的見解です。

数千円の節約と愛鳥の健康、どちらが大切かを天秤にかけて考えてみてください。




子どもの頃に実家にいたオカメインコとの出会いからすでに40年超。未だ彼らへの愛と興味が尽きず「オカメインコ愛好家」の立ち位置から情報発信するyamaki がこのブログの中の人です。
 
ここには鳥ブログあるあるな「うちの子自慢」や「かわいいでしょ♪アピール」はありません。鳥の飼育本を丸写ししただけの机上の空論解説や、繁殖した雛の販売目的の宣伝PRもありません。鳥と飼い主のQOL向上(健康に楽しく)が目的のコンパニオンバードブログです。
 
フィンチとインコでは飼育に異なる点がありますが 小型~中型インコには共通項が多いことから、オカメインコだけに限らず中型までのインコ・オウム飼育に役立つ内容を更新していきます。