インコのフォージングトイとダイエットで肝臓肥大と体重増加を改善!

これはボタンインコの飼い主さんの寄稿です

インコのフォージングトイとダイエットで肝臓肥大と体重増加を改善!

インコのフォージングトイ

私はボタンインコ(モモ)を飼っています。オスで6歳です。

モモに爪切りと定期的な健康診断をあわせてしてもらうために 動物病院に年に1度は行くようにしています。

体重を毎日はかることで健康チェックができると聞いて 毎日の体重チェックを欠かさず続けています。

もともとモモが我が家に来た時はとてもやせ型の子でした。

お迎え当初に病院で健康診断を受けたところフンに悪い菌が混ざっていたこともあり 飲み水に薬を溶かして飲ませていたこともありますが、今は完治しています。

その頃から健康管理の一環として 毎日モモの体重測定を続けているのですが、ある日を境に体重の増加がみられたのです。

これまでは体重がほぼ安定していたにも関わらず、最近になってモモが急に太り始めたことに気づきました。

インコのフォージングトイ

体重が増え続けてボタンインコの標準体重を少し上回るようになったとき、なにかおかしいな…と思ったのが 異変に気づいた経緯です。

最近のモモはとても食に執着していて、放鳥をしていても大好物の粟穂をみせるとそれを食べているばかり。

その様子を見ていた私は「あまり飛んだりしていないな」と気づき「それも体重増加の原因になっているのかもしれない」と思いました。

幸い私が見ている範囲では特に大きなトラブルはありませんでしたが、モモの様子からは「できればあまり飛びたくない。動きたくない」という雰囲気が感じられたのです。

これは一度、きちんと動物病院で診てもらったほうが今後のためにも良いだろうな。

…と感じた私は、モモを連れて小鳥の病院を受診することにしました。




餌への執着を断ち切りダイエットするためにフォージングトイを取り入れてみた

インコのフォージングトイ

周囲の鳥飼いさんや過去に鳥を飼っていたことがある人に 餌についていろいろと聞いてみる機会がありました。

そしてそこでは鳥の餌にもいろいろな種類があることを知ることができました。

人間と同じで鳥も嗜好性の高いものを好む傾向があり、そればかり食べていると栄養バランスの偏りがでて 健康状態にも問題がでてくるかもしれない。

・・・と聞き、自分が与えていた餌の種類やカロリーや成分などを調べてみました。

また、餌を与える量のめやすはおおよそ体重の10%程度ということで、これまでモモに餌の量を与えすぎていたこともわかりました。

インコのフォージングトイ

そこで餌に執着させないために できるだけフォージング(フォレイジング) モモに「エサを探す楽しみ」を与えてみることにしました。

フォージング(フォレイジング)とは 餌を食べる前に「探す」行為に集中させるものです。

最初はペットボトルのキャップに餌を乗せて簡単に食べられないようにする・・・など、家にあるものを利用して工夫を凝らしたりしました。

だんだん同じものばかりでは飽きてくるので、今はフォージングトイ(フォレイジングトイ)をネットで購入して いくつか使って楽しんでいます。

インコの肝臓肥大!フォージング・ダイエット・投薬の3本柱で体重が元に戻り…

インコのフォージングトイ

モモの体重増加がみられたことから異変を感じた私は モモを連れて小鳥の病院を受診しました。

そこではまずレントゲンを撮ってもらうことになり、結果 モモの肝臓が肥大傾向にあることがわかりました。

よく食べるということから肝臓肥大になっていて 体重の増加がみられるのかもしれません。肝機能がうまく働いていない可能性もあります。

・・・と医師から説明されました。

さらなる詳細は血液検査をすればわかるとのことでしたが、小さな小鳥の採血は数滴でも出血多量になる事もあり、リスクが高いです。

そこで身体への負担を第一に考えて、今回は投薬治療で様子を見ることになりました。

インコのフォージングトイ

自宅でのフォージング(フォレイジング)は 今も変わらず続行しています。

フォージングを導入して「障害物をクリアできれば餌が食べられる」工夫をすることに対してモモは少しむきになることもありますが、以前ほど食べることに対してガツガツしなくなってきました。

食ばかりに目がいくことが少なくなったおかげで 私とのコミュニケーションの機会も増え、放鳥時間を楽しんでくれている印象を受けるようにもなったのです。

フォージング・餌の量の調整(ダイエット)・投薬…これらの3本柱の効果から モモ自身も身体が軽くなってきたことに気づいたようで 最近は動き回ったり 飛び立つことも増えてきています。

それらの効果から体重が元に戻り始めていて 今では安定もしてきており、とてもホッとしています。

インコのフォージングトイ

病院の受診はお金がかかりますし「面倒だから」「時間がないから」…と言って受診を後回しにする人も多いようです。

また「小鳥は病気を隠す」とよく言われますが、「普段と様子が違うから あわてて病院に連れて行ったら結構重篤で…」という話も頻繁に聞きます。

普段から健康診断がてら病院を受診することは 命を預かっている飼い主の大切な役目だと思います。

私はこれからも 少しでも異変や違和感を感じたときには 早めに病院を受診しようと考えています。