hsp同士の恋愛は大丈夫?恋愛下手でもうまくいく3つのポイント
hspはほかの人より音や光などの刺激に敏感。さらに共感性が高いために情報過多から疲れやすい気質の人で、5人に1人はhspであると言われています。
特に人がたくさんいる所が苦手な傾向があり、たくさんの人の感情が漏れてくる空気感からぐったりしてしまうのです。
言いたいことが言えなくなる傾向も強いので、他の人に気持ちを分かってもらえないのがつらいこともあります。
hspの恋愛傾向 女性の場合
hsp女性は感受性や共感性が高いため、そこに魅力を感じて惹かれる男性が多いですが、『だめんず』…いわゆる残念な男性から好かれる傾向もよくみられます。
感受性と共感性から「この人のことは私がいちばんわかっている」と思ってしまうのかもしれませんが、そんな恋愛は残念ながら長続きしません。
相手の気持ちに振りまわされてしまうことが多いので、hspは恋愛できないと思い込んでしまったり、逆に恋愛依存になったりと、二極化傾向が目立ちます。
hspの恋愛傾向 男性の場合
hsp男性は人あたりが良い人が多く、気配り上手でもあり、それが女性から喜ばれる要素になります。
しかし言葉がなくても相手の気持ちを察することが得意なゆえに、自分も感情をなかなか言葉にしない傾向がありますし、自信のなさから、なかなか言葉に出せないこともあるでしょう。
非hsp女性からしたら「彼はとても優しいけれど何だか不安」と感じてしまうことも多く、hsp男性は恋愛下手な傾向があります。
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hspが恋愛できないは嘘!hspがうまく恋愛する3つのポイント
hspは女性・男性問わず恋愛で疲れてしまう傾向が高く、相手のことを本当に好きでつきあっているのか、依存を求めてつきあっているのかが、途中でわからなくなってくることがあります。
「hspの恋愛は冷めやすい」「hspは恋愛に向いてない」と言われてしまうのも このためです。
hspのパートナーは穏やかな人を選ぶのがベスト
そんな疲れる恋愛をしないためには、パートナーにおだやかな性格の人を選ぶのがいいです。
人付き合いの多い派手な人は別の意味で疲れてくるので、自分と波長が合う人かどうかを、慎重にチェックした方がいいでしょう。

基本的にいっしょにいて疲れてしまう人とは長続きしません。
hspの恋愛は「自立」がカギ!自分軸を持つ
もうひとつ大切なことは、お互いが自立すること。

経済面だけでなく、精神的な自立です。
hspには一人で過ごす時間が不可欠ですから、ふたりの時もひとりの時も同じレベルで楽しめる関係のパートナーと巡り合えたら理想的です。
恋愛で疲れてしまう傾向のhspは、相手にふりまわされずに自分軸をもつことを意識すれば、恋愛で疲れるのが少なくなります。
hsp気質の良い部分を自覚する
hspは決して悪いことばかりではありません。

人の気持ちを感じとる能力は、生きていく上で非常に重要な強み!長所です。
相手に寄り添ったり思いやる力が優れている証ですから、hsp気質は自分の魅力のひとつと思っていていいのです。
ただし心が疲れる前に休める環境をもうけること…この点をおさえておけば、恋愛関係も対人関係も失敗しづらいです。
hsp女性もhsp男性も、それぞれが陥りやすい傾向を把握していれば、hsp同士の恋愛は以心伝心に近くなるはず。
そうなれば最強のカップルの大恋愛実現も夢ではありません。
hsp同士の恋愛のコツ
hsp同士の恋愛はお互いの、敏感で繊細な特徴を理解しあえるので、美しいものを深く2人で楽しめたり、気質の強みも2人でいることで伸ばしていけるでしょう。弱みについても、非hspにはなかなか理解してもらえないつらさを共有し、分かりあうことができるので素晴らしいパートナーになると思います。
しかし、お互いに敏感で繊細な部分があり、片方が元気なときに、相手がひとりの時間を要してすれ違ったり、子育てで子どもの泣き声や感情のアップダウンに2人とも疲弊してしまったりすることがあります。これについては、お互いが完璧を求めず、どうしても頑張れないときは頑張らないという勇気が必要になります。
例えば、疲れているときは夕食作りはやめて宅配を頼んでみたり、子どもは託児所に預けたりするなど社会資源を活用し、周りに頼ることでhsp同士の恋愛や結婚生活も順調に歩んでいけるでしょう。
引用元:うららか相談室
HSP気質を相談できる鑑定師・カウンセラー3選
HSP気質は生まれつきのもの。病気ではないので、hsp単体での病院での治療はありません。
そのため「治療」ではなく、HSPが引き起こす症状を改善して、自分の気質との付き合い方に折り合いをつけていくことが対処法です。
ただし、まれに精神疾患の初期症状としてHSP的症状が現れていることもあります。
まずはメンタルクリニックを受診して不安障害や睡眠障害が見られる場合は薬物療法をする場合がありますが、それ以外は精神療法(カウンセリング)で行います。
心理カウンセリングでは困っていることを伝え、どうすればもっと生きやすくなるのかを一緒に考えていきます。
HSPの特性を理解して、音や光などの刺激をうまく和らげるよう、耳栓やサングラスなどの小道具を活用しながら刺激を緩和する工夫をしていきます。
HSPは神経が過敏なことから疲れやすいので「疲れたら休む」ではなく「疲れる前に休む」を心がけるようにすることも大切です。
カウンセリングではカウンセラーとの対話を通して、他人と上手に距離を取る方法や、他人の感情を自分に結びつけやすい思考のくせを見直していきます。
時間がかかりますが「急がば回れ」…心の問題を改善していくのはたやすいことではありませんから、一歩ずつ着実に進んでいくこと、続けていくことが重要です。