【人殺しの息子と呼ばれて】インタビュー後に再会した息子の変化

人殺しの息子と呼ばれて

フジテレビのドキュメンタリー『ザ・ノンフィクション』(関東ローカル)で、10/15、10/22に2週連続放送された『人殺しの息子と呼ばれて』が、明日12月15日21時より全国ネットで放送されます。

人殺しの息子と呼ばれて【松永太と緒方純子の息子インタビュー】北九州連続監禁殺人事件

今回は2時間枠で放送され、前回の内容に再度インタビューした内容をプラスして放送します。

顔は映さないけれど肉声を公開するリスクを負いつつ、想像を絶する息子の証言の数々に大きな反響が集まりました。

10月の「前編」の視聴率は日曜昼帯にもかかわらず6.3%、「後編」は10.0%という このジャンルにおける脅威の視聴率をたたき出しています。

フジテレビは現在英語版を制作しており、今後海外のコンクールに出品する考えのようです。

マイナビニュースでは そのインタビューアーである張江泰之チーフプロデューサーに、久しぶりに再会した息子から感じた番組放送後の変化などをインタビューしています。

張江氏
とにかくプラスの反響が多かったことにすごく驚いています。
ネット上でも、放送直前までザワザワしていましたし、マイナスの風が吹いたら息子にも申し訳ないので、本当に放送していいのだろうかと思っていたんです。
 
息子に話したら『なにビビってるんですか』って言われてしまったんですけどね(笑)
それが、放送を終えたら、追い風どころか、息子の生き方に対する称賛の声も多く集まってきて、本当に私自身も驚きましたね。

番組宛てには、直接本人に渡してほしいという視聴者からの手紙が数多く届き、受け取った息子本人は勇気付けられたと語ったそうです。

ザ・ノンフィクションはもともと関東ローカルの番組なので関西方面では視聴できなかったのですが、11月にテレビ西日本で放送する話が持ち上がって、息子が現在も在住する北九州でも放送されました。

そのときはさすがに息子も「特定されたら引っ越します」となったということですが、放送後には

息子
大丈夫でした。
会社に気づいた人もいたようだけど、あえて話しかけてこなかったし、本当に人に恵まれている。
 
 



 
 

番組を再編成するため、3ヶ月ぶりに息子に再会した張江氏はそのときの印象について

張江氏
この短期間で、ちょっと成長したような感じなんですよ。
前は母親に対して憎しみの言葉ばかりだったんですけど、今回は『自分も変わらなきゃいけない』っていう発言が出ていた。
 
前回はわれわれに、一生懸命身振り手振りをして話していたんですけど、今回は手元を撮っても全然動かないくらい落ち着いていたんです。
それからインタビュー終了後、すぐにLINEで「今日はありがとうございました」とメッセージが届いて。
 
そんなことを言う青年ではなかったんですよ。
やはり、前回の放送によって、自分の生き方がここまで人々の心を打ったということで、話して良かった、報われたという思いがあったようです。
 
それまでは、何も言えずに堪えてきた人生だったので、それが解放されたということではないでしょうか。

前回の放送時には「もう両親の面会には行かない」と語っていたものの、実際にはその後も足を運んだそうです。

父・松永太死刑囚への面会は2回行ったのですが、、1回目はあの父親に初めて自分の言いたいことが言えたということです。

すると2回目の面会は拒否され・・・しかし、その後 松永太から手紙が届き、最後に「一応の父より」と書いてあったそうです。

張江氏
やっぱり息子に対して、済まないっていう気持ちもあったんでしょうね。

息子は結婚しており、妻に伝えていなかった過去もあったため、放送への反応に不安があったそうです。

しかし妻からはあっさりと一言「今さらのことだよね」

息子
すごく救われた。
ああ、こいつ(妻)に感謝しないといけないな。
張江氏
いろいろな変化があって、息子は、自分の思いが全国に伝わるのであれば、一緒に番組を作りましょうっていう感じなんです。
最近は「自分と同じような境遇の人たちをサポートするような仕組みができないか」とも。
 
最近はお互い平気でケンカになったりして、確実に距離が縮まってる感じがあります。
決して親子の感じではなく、”同志”の感じで見てるんですよ。
今まで、何かを一緒にやるとか一緒に遊ぶ人がいなかったので、そこが彼の中で大事なことなんです。
 
息子が目撃した両親による残忍な犯行の表現はカットせず、あくまで直球勝負で行きます。
例えば、ナレーターを有名な俳優さんにお願いするという考え方もあると思いますが、そんな小手先のことをやっても何も意味はないので、息子の気持ちをお茶の間にどう届かせるかということを意識しています。
 
息子の生声をベースに2時間放送するというのは、視聴者に届くのか…。

心配でもあるんですが、われわれ現場からぜひ全国放送でやりたいと訴え、編成担当者も受け止めてくれたので、奇をてらわず勝負します。

 

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