東京 東村山市 新生児を河川敷に埋め放置の母親を殺人未遂で逮捕

小松志保 赤ちゃん遺棄 殺人未遂

2017.8.3 赤ちゃん生き埋めを近所の人が発見

 
8月3日午前9時半ごろ、東京都東村山市恩多町の空堀川の河川敷で、赤ちゃんの泣き声に気付いた女性が、土に半ば埋まった状態の乳児を発見して助け出しました。

現場は西武新宿線久米川駅の北東約700メートルで、周辺は住宅街です。

見つかったのは生後間もない男児で、河川敷に掘られた深さ12~13センチの穴の中に仰向けでおり、上から土がかけられていました。

手を土中から出して、タオルにくるまれ、へその緒はついたままでしたが、目立った外傷はなく、命に別条はありませんでした。

警察は男児が故意に埋められたとみて、保護責任者遺棄の疑いで捜査していました。

8/23 赤ちゃんを埋め、置き去りにした小松志保容疑者を逮捕

8月23日、警視庁はこの男児を埋めて置き去りにしたとして、小松志保(35歳・東村山市栄町1丁目・運送会社員)容疑者を殺人未遂容疑で逮捕しました。

小松容疑者が事件前後に出産をしていたという情報などをもとに小松容疑者のDNAを調べたところ、男の子のものと一部が一致し、小松容疑者が母親と判明しました。

小松志保容疑者は容疑を認め、「殺す気はありませんでしたが、捨てて土をかけたことは同じことだと思います」と話しているということです。

小松志保容疑者は「8月2日未明、配達先の埼玉の会社のトイレで産んだ」と話しています。

8/24 小松志保容疑者はシングルマザーだった

小松志保容疑者は調べに対し、妊娠したことについて「誰にも言えなかった」と話していることがわかりました。

小松志保容疑者は、3歳の娘をもつシングルマザーで、母親と同居していたが、家族も妊娠に気がついていませんでした。

警視庁は、小松志保容疑者が家族に妊娠を相談できず犯行に及んだとみて、詳しい動機を調べています。
  
 
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9/12 埋められた赤ちゃんが救出された時の状況とは?

小松志保
妊娠したことを誰にも言えなかった。
殺すつもりはなかったが、捨てて土をかけたことは殺すのと同じ。

小松志保容疑者は8月3日ごろ、東京・東村山市の空堀川岸の地面を掘り、出産した男児をあお向けに寝かせ、土をかけて窒息死させようとした疑いがもたれています。

赤ちゃんの泣き声に気づいた現場近くの住民による迅速な対応のおかげで 赤ちゃんは一命をとりとめています。

全国紙社会部記者
当初、小松志保容疑者は8月2日未明、配送先の埼玉県の会社のトイレでひとりで出産し同日午前9時半ごろ遺棄したと報じられた。
 
119番通報は翌3日午前9時20分すぎなので、そうなると赤ちゃんは24時間、土中に埋められていた計算になる。

これの計算が本当ならば、助かったのは“奇跡”に近い確率かもしれない。

元東村山市議・保延務さん
最初はネコの鳴き声だと思ったんです。

8月3日午前9時20分ごろ、川沿いの保延さん宅インターホンのチャイムが鳴り、近隣の50代女性がたずねてきました。

50代女性
川から赤ちゃんの泣き声がする。怖いから見てほしい。

まさか!…そう思いながら保延さんが川岸に近づくと「ヴァーヴァー」と、うなり声が。

川岸をのぞき込むと、土中から人間の手首が出ていました。

これはネコではなく赤ちゃんだと確信し、119番通報しながら川岸に急いでかけつけた保延さん。

保延さん
赤ちゃんが埋められて泣いている。至急、来ていただきたい。
すぐ救出すれば助かるから!

少し盛り上がった地面から両手首と右足首が飛び出ており、泣いているのだから生きている!

赤ちゃんを傷つけないように両手でそっと土を2回掻くと、青いタオルが見える。

2~3枚のタオルの下から生まれたばかりとみられる赤ちゃんが現れ、新鮮な空気を吸ったところで泣き止んだといいます。

目をつぶっていて 身体全体が湿っている赤ちゃん。

保延さん
バスタオルかなんか持ってきて!

赤ちゃんのお腹からはへその緒が約20センチ伸びていて、先端は血の滲んだ胎盤の一部が小さなコンビニ袋にくるまれて地中に埋められていたそうです。

女性2人は地べたに座り込んで救急車が到着するまで約10分、赤ちゃんを動かさないように抱きかかえて待っていました。

東村山消防署は後日、赤ちゃんを救出した3人に感謝状を贈っています。

赤ちゃんは小平市内の病院に搬送され、感染症や黄疸を発症していましたが、命に別条はありませんでした。

関係者によると、すでにNICU(新生児集中治療室)を出て相当回復しているということです。

保延さん
助かってよかった。一緒に助けた女性は“心臓がドクン、ドクンと脈打っていたから丈夫な男の子だよ”と言っていた。
 
母親にどんな事情があったのかわかりません。でも、埋めることはない。
 
育てられないならば、人目につくように駅前や交番の前や、うちの前に置いてもよかった。
 
僕には孫が5人いて、彼は6人目の孫のようなもの。
 
大変な人生のスタートだったけれど、生命力が強いからたくましく育つだろう。
 
きっと素晴らしい人生が待っている。
小松容疑者の勤務先の運送会社幹部
本当に誰ひとり妊娠に気づかなかった。父親の心当たりもありません。
 
彼女は遅刻、無断欠勤はなく仕事はきちっとしていたけれど、頑固で難しい性格でした。
 
ミスをしたとき「私はしていません」とウソを言うことがあった。
 
同僚運転手と個人的な付き合いは全くなかったと思う。

小松容疑者は宮城県出身で地元の中・高を卒業後、専門学校でトリマーを目指しましたが、実際にはその道に進まず、職を転々としていたということです。

約1年半前、現在の仕事に就き、赤ちゃん遺棄現場から徒歩約10分の賃貸マンションで暮らしていました。

近隣女性
小松志保容疑者は3歳の娘さんを持つシングルマザー。
 
ただ、実母とその内縁の夫と同居していて、収入源は彼女の給与だけみたい。
 
地味な人だけど、ときどき娘さんを怒鳴りつける短気なところがあった。
別の近隣女性
娘さんの手を引いて一緒に買い物をするなど、しっかり母親をしていたと思う。
 
100均ショップで「これ欲しい」とねだる娘さんに「1つだけよ」と言っていた。

お腹の子を本気で殺そうと思っていたなら、妊娠中にわざと転ぶこともできたはず。
 
殺してから埋めたわけでもないし。

 



赤ちゃん揺さぶり死 町田市