林眞須美死刑囚 和歌山毒物カレー事件は冤罪!?支援者集会で「ヒ素鑑定が嘘!」

林眞須美 死刑囚 和歌山毒物カレー事件

林眞須美死刑囚の支援者集会

林眞須美

via:https://matome.naver.jp/

1998年に和歌山市で起こった毒物カレー事件。

夏祭り会場でカレーを食べた4人が死亡した事件で、林眞須美被告には2009年に死刑が確定⇒今年3月に再審請求が棄却⇒4月に即時抗告…これが現在の林死刑囚のスタンスです。

その林真須美死刑囚(56歳)の支援者集会が7月22日に大阪市内で開かれました。

夫の林健治さん(72歳)は、5月、6月に林眞須美死刑囚と面会したとき、

林眞須美
何を言ってもだめ。

・・・と弱気な様子だったといいます。

林健治
外からはどうすることもできず歯がゆい

林眞須美死刑囚の支援者集会には、支援関係者が約100人参加しましたが、弁護団は

弁護団
(有罪となった根拠のヒ素鑑定は)嘘で、間違いというレベルを超えている!

支援者集会で 改めて林死刑囚の無実を訴えたそうです。

また林眞須美死刑囚の弁護団は「有罪確定の根拠となったヒ素鑑定が虚偽である」として 大阪地裁に損害賠償訴訟を起こしています。
 
 
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カレーに混入されたヒ素の鑑定に疑問!?

林眞須美死刑囚の有罪の決め手となったのはヒ素の鑑定です。

ヒ素の鑑定が裁判中から疑問視されるという話が何度も持ち上がっていて、そのことを弁護団は強く抗議しているのです。

この事件ではヒ素の鑑定が3回行われています。

「林宅で見つかったヒ素」と「カレーに混入されたヒ素」が同じかどうかを調べるための鑑定です。

それを3回実施したわけですが、「すべてのヒ素が同一である」という結論に達したのは1回だけ。

その鑑定を行ったのは東京理科大学の中井泉教授なのですが、中井教授は裁判が始まる前に記者会見でこう発言していました。

中井教授
悪事は裁かれなければいけない!

これが弁護団から言わせると ひとつの突っ込みどころとなり

弁護団
林眞須美を公然と犯人扱いした。

中井教授は鑑定人としての中立性を欠くのではないか!

林眞須美が犯人だろうという先入観を持った鑑定人の鑑定は信憑性に欠ける、と言ってるわけですよね。

まあ、言ってることはわからないでもないし、これだけなら弁護団が咬みついたくらいの話で終わるのですが。

林眞須美死刑囚が再審請求した後、弁護団は京都大学の河合潤教授にヒ素の再鑑定を依頼しているのです。

そこで河合教授が中井教授の鑑定を検証したところ、ちょっと問題が出てきたと。

■中井鑑定が同一と認めた林宅で見つかったヒ素と、現場で見つかった紙コップのヒ素は、軽元素の組成が異なる。

■犯人がカレー鍋にヒ素を入れるときに使ったとされる紙コップのヒ素は、林宅で見つかったヒ素より濃度が高いが、ヒ素を他の容れものから紙コップに移しただけで濃度が高くなることはあり得ない。

これらの仮定を基にして河合教授が出した結論は

河合教授
林眞須美死刑囚の自宅で見つかったヒ素と現場で見つかった紙コップのヒ素は異なる

弁護団は河合教授の鑑定書と意見書を地裁に提出したのですが、和歌山地裁の浅見裁判長は、林眞須美死刑囚の再審請求を棄却しました。

この際、審理の過程で河合教授の尋問は行われませんでした。

このことが弁護団の「ヒ素鑑定は嘘で、間違いというレベルを超えている!」という言い分の根拠です。

浅見裁判長も 提出された河合教授の鑑定を完全に黙殺したわけではありませんでした。

中井教授の3回の鑑定については「証明力が減退したこと自体は否定しがたい」と一部は認めています。

が、それも含めた上で、再審請求は却下して、こう言い切っています。

浅見裁判長
それだけで直ちに請求人の犯人性が否定されるわけではない。

確定判決における有罪認定に合理的な疑いが生じるわけではない。

林眞須美弁護団は決定を不服として大阪高裁に即時抗告していますし、林眞須美死刑囚自身もこう言っています。

林眞須美
引き続き闘っていただきたい。

和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚の戦いはまだまだ続きそうです。

こうして書いていると和歌山毒物カレー事件も冤罪なのかな!?なんてちらりと思ったりしないでもないのですが・・・ヒ素なんて普通の人が持ってるものではないから…

普通に考えたって ヒ素を所持している人は少数派で、しかもカレーの見張りをしていない第三者が誰にも見られずに躊躇なく毒をカレーに混ぜることなんて・・・ほぼ不可能ですよね。

本当にこの事件が冤罪であるならば それはお気の毒なことです。

でも 林家だけが夜に一家全員でよそに出かけて 祭りに参加しなかったことは出来過ぎた感がありますし、ヒ素混入と思われる疑わしい目撃情報があることなどを考えあわせると・・・

どうしても林眞須美死刑囚がシロとは思えない気持ちを、ほとんどの方が持ってるのでは!?

浅見裁判長の言うように「犯人性」という観点からすると、個人的にはちょっと首をかしげてしまうんですが…。

即時抗告の行方も見守ります。
 
 
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