和歌山毒物カレー事件 林眞須美の現在!木嶋佳苗が語る死刑囚の処遇と拘禁症

林眞須美~和歌山毒物カレー事件(1998年)

林眞須美

via:https://matome.naver.jp/

夏休みに出されたカレーに猛毒のヒ素が混入され、子どもを含む4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった和歌山毒物カレー事件。

この時人口8000人ほどの小さな地区は、報道陣であふれかえった。

和歌山毒物カレー事件の容疑者として浮上したのは林健治氏と、その妻林眞須美死刑囚(当時37歳)

彼らは仕事もしていないのに豪邸に住み、高級車を乗り回していたことから 地元でも何かと話題になっている夫婦だったのだ。

報道陣
犯人に心当たりはありませんか?
林眞須美
全然わかりません。

もうちょっとずれてたら、自分の身や子どもがなってたと思ったら、もう身震いがする。

現にうちの子どももお昼にカレーを指でつついて味見していたっていうから、びっくりして今日、お医者さんに連れて行ったくらい

林眞須美は捜査が進んで自分に容疑が及ぶと、集まった報道陣にホースで水を浴びせていた。

そして事件から71日目、林宅に和歌山県警捜査本部が「ヒ素中毒をめぐる保険金詐欺容疑」で強制捜査に入り、二人は逮捕された。

林眞須美容疑者は保険金詐欺と知人への殺人未遂容疑。

林健治容疑者は保険金詐欺の共犯容疑。

家宅捜索には90人以上の捜査員が投入され、林宅からはヒ素が大量に発見されたのだった。

林宅のヒ素とカレー鍋に入っていたヒ素の成分の特徴が一致したこと。

祭り当日に、林眞須美がカレー鍋にヒ素を入れる機会があったこと。

町内会の役員であるにもかかわらず祭りを欠席してカラオケ店に行っていたことや 住民がカレー鍋付近で怪しい行動をとる林眞須美の目撃証言などもあり、最終的に林眞須美に死刑が確定した。

ところが林眞須美死刑囚は現在も無罪を主張している。
 
 
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林健治・眞須美夫妻の驚愕の保険金詐欺手口

林夫婦の自宅は放火され、現在は更地にされて空き地になっており、夫の健治氏は現在、生活保護でアパートで一人暮らしをしている。

林健治氏は保険金詐欺の共犯として実刑判決を受けたが、12年前に出所し、今年で72歳になる。

8年前に脳出血で倒れたため、今は車いすでの生活である。

林健治氏は当時の驚くべき保険金詐欺の手段をこう語っている。

林健治
僕は、自分でヒ素をなめて、多発性神経炎という病気で入院していたんです。

シロアリ駆除のヒ素は安いんです。ドラム缶1本4万円くらいで、1年くらい使えるんです。

これは昔、お殿様を殺すのに使った薬で、ちょっとずつなめていたら免疫が強化されて、少々の病原菌には負けないと。 
※ヒ素に免疫強化の科学的根拠はありません。

当時、シロアリ駆除の会社を経営していた林健治氏は、駆除用のヒ素は簡単に購入できた。

その時健治氏は遊び半分でヒ素をちょっとだけなめたが、それから2時間ほどたった時、強烈な吐き気が健治氏を襲った。

林健治
思い切り吐いて、緊急入院したんです。

妻の林眞須美も病院に駆け付けたところへ眞須美の母がやってきて、そこで保険の話になった。

林健治
保険は死んだ時にもらえるお金と、高度障害といって 自分が全然動けなくなったらもらえる保険の2種類があると。

そこで死ななくてももらえる保険があるを知ったんです

高度障害保険を知った林夫婦は、保険金が騙し取れるかもしれないことを知り、健治氏は妻にこう言ったという。

林健治
今、手は動くけど、今日からは動かないふりをしてやるわ。

しかし、保険金会社を騙すためには 医師の偽の診断書が必要である。

林健治
その病院長が「僕はゴルフが好きでクラブがほしいんだけど、それ、ちょっと小遣いになるんかな」と。

「それなら小遣い渡そうか」と言って、「これ持っていきな」と医者に200万円渡したんです。

そしてそのことで2億円の保険金が手に入った。

林健治
それに味を占めてね。

こんなに簡単に2億円入ってくるんだったら、これは何回やっても構わんなと。

で 何回もそれをやったんです

健治氏はギャンブル好きで金遣いが荒かったため、金がなくなりそうになるとヒ素をなめ、保険金を得ていた。

林健治
そのヒ素を僕は自分で「仮病薬」って名前を付けたんですよ。

これを飲んで具合が悪くなったら、どんな病院に行っても急性腸炎で済んでしまうんです。

お金が無くなったらまたなめて入院して、それの繰り返しです

ヒ素以外にも保険金詐欺の傷痕が、健治氏の足にはあった。

林健治
足を打撲して、それで病院に行ったら友達が「林さん、打撲だけじゃ保険金は下りないよ」と言うから、自分で足を折ることにした。

そして知り合いに頼んで、健治氏はバットで自分の膝を思い切り殴ってもらった。

林健治
膝の骨は見事に割れて、バラバラだったです。

その時の保険が全部で4000万くらいおりた。

via:「実録!10人のコワイ女」
 
 
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林眞須美は無罪!?我々はお金にならないことは一切しない!

度重なるヒ素中毒で満足に歩くこともできなくなった林健治氏だったが、それでもかまわなかったという。

林健治
自分が遊ぶ金が欲しかったからね。

二人が得た保険金は総額で8億7000万円に上ると、判決で認定された。

林健治
金がないときは、人に頭を下げてばかりだったけど、金を持ったら 今度は反対に相手から頭を下げてくる。

そしてあの日…1998年7月25日。

林健治
どこかに行くの?
林眞須美
今日、カレーの当番なんよ。何か言われると嫌だから行ってくるわ

それは夜祭で食べるカレーを見張る当番だった。

林眞須美死刑囚の証言によると、当日の午後1時ころまでカレーを見張ったあと、その現場から離れたという。

しかし真実は藪の中。

この事件について林健治氏は妻・林眞須美死刑囚の潔白を主張している。

林健治
僕はあれは違うと思う。

何でそんなことをしなくちゃいけないのか、家の暮らしは何の不自由もないわけだし。

眞須美がカレーにヒ素を入れる動機は、我々にはない。

金のためにならないことは一切しないの、うちは。

林眞須美死刑囚の現在は?

林眞須美死刑囚は現在、大阪拘置所に収監されている。

無罪を訴えて再審請求をしていたが 和歌山地裁は2017年3月29日付で 請求を棄却する決定をしている。

再審請求棄却以前に健治氏が面会に行ったとき、眞須美死刑囚はドアを入れるかなというくらい太っており、そういう部分では獄中生活はあまりこたえていないように見えたという。

現在55歳の林眞須美死刑囚の歯は抜け落ちていて減塩粥を食べているというが、それでもあまり痩せないのかなあ…と変なところが妙に気になってしまった^^;

それでも林健治氏によると、面会を重ねる中で、死への恐怖におびえる妻の異変は感じられるという。

木嶋佳苗死刑囚の獄中日記ブログでは、林は木嶋より10cm背が高い、そして体重は10kg近く減ったと暴露しているが それでもまだドアを通れるかな?と思うくらいの体格をキープしているようだ。

1年くらい前の木嶋佳苗ブログにも「林眞須美は3年くらい前から拘禁性孤独症がひどい」と書かれていた。

木嶋佳苗の拘置所日記
via:木嶋佳苗の拘置所日記

ちなみに木嶋佳苗は、東京拘置所に送られてくる林眞須美死刑囚の支援者通信に目を通しているらしい。

和歌山毒物カレー事件で騒然としていた頃の、林眞須美が報道陣の前でニコニコ・飄々としている姿しか思い浮かばない私には、林眞須美死刑囚が「コーヒーやココアや紅茶が買えない時は老婆のようにうずくまってチビり、チビりとさ湯をすすっている」という光景がイメージしづらい。

しかしなぜ 部外者の木嶋佳苗が「林さんは無実ですよ」なんて堂々と言い切るんだか。

和歌山毒物カレー事件と首都圏連続不審死事件・・・林眞須美死刑囚は木嶋佳苗死刑囚と同じように確たる物証がなく、状況証拠の積み重ねで死刑判決が出された者同士だから?同病相哀れむ…?
 
 
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死刑囚の確定者処遇と拘禁ノイローゼ by 木嶋佳苗死刑囚

普通の神経の人なら、留置所・刑務所・拘置所に入れられたら 十中八九は拘禁症に悩まされる。

しかしながら、拘禁症に陥るほどの死刑確定者処遇というのは一体どういうものなのか?が 個人的によくわからなかった。

ところがその答えが、木嶋佳苗ブログの最新記事に書かれていたので、興味深く読んだ。

木嶋佳苗は2017年4月14日に死刑が確定しているが、確定者処遇が5月30日とは 東京拘置所はなんとも悠長なこと。

via:木嶋佳苗の拘置所日記(確定告知きたッ! 2017年6月30日)

2017年5月30日に死刑確定者として処遇するとの告知を受けた。

この日の出来事はドラマティックなので改めて記すとして、告知直後から私は突然接見禁止になった。

家族とはすぐに解除されるだろうと思っていたら、全面的な接見禁止措置が1ヵ月続いたのだ。

手紙の発受、面会、差し入れ交付や宅下げ等。

外部との接触がすべて不許可となった。

弁護士との連絡も、許可申請の書面をその都度提出し、教示回答を得るというお伺いを立てなくてはならず、手紙の発信まで最短4~5日かかるという異常事態に陥った。

電報も打てなかった。

訴訟の遂行が事由でも親族との交通を不許可とされ続けて半月経った頃、拘禁ノイローゼになる日も近いと思った。

唐突に外部と遮断されたストレスから心身に異常をきたしていることをハッキリ自覚できていた。

私もそのうち神になる。大王になる、電波を感じるようになるに違いない、と思った。

袴田厳さんのように、イチゴ牛乳をご飯にかける日もそう遠くないだろう。と本気に思った。

ミヤモト神様が話していた通りだ!これは、ヤクザでも参ってしまう。

間違いない。これは拷問そのものだ。

被告人時代には一審公判まで2年半の接見禁止を経験していたけれど、弁護士とは毎日のように会っていたから寂しさや孤独感に苛まれることはなかった。

なにしろその間9人の男性弁護士が選任されていたのである。

代用監獄留置場は365日24時間弁護士との面会が可能で毎日手紙のやりとりが出来る。

拘置所でも、未決時は弁護人との交通に制限がなかった。

それだから今回の接見禁止は拘禁生活8年で初めての体験だった。

親族が他人!役所も裁判所も親族であると認めているのに、拘置所では他人!

義父である元夫が他人!甥と姪も他人!驚きだ。

相談した弁護士らも一様に東拘の措置はひどいと言っている。

しかし、これは裁判で長々と争うより姻族の仕切り直しをした方が良いのかもしれない。

離婚するとまた100日の再婚禁止期間が生じて、夫との姻族関係が終了してしまうのだが。

ちなみに「婚姻関係の調整」であれば、手紙のやりとりと面会が許される。

もちろん身元を明らかにして、真剣な意思表示がなければ認められませんが、結婚を前提としていれば交流が許される。

獄中で3度目の婚活かぁ、、、、、。

私は現在既婚者ですが、独身男性からのご連絡お待ちしております。

私は無実であることをご理解いただけますと幸いです。

ご検討をお願い申し上げます。

6月は、はちみつに漬けたレモンを毎日欠かさず食べていたら肌の調子が良い。

頬っぺたの赤いのが治ってきたよ!

今までずっと収監されている境遇の中でも木嶋佳苗という人は 自分をセレブで頭がキレて 獄中にいたって私はモテ女なのよ!・・・と見せることに余念がなかった。

そしてそれを見ているこちら側は 彼女に対して「置かれた場所で咲いている」感覚すら覚えた。

コイツは獄中でも人生をそれなりに謳歌して、亡くなった人への哀悼の意や反省はみじんも持ってないなと、イラッと感じることもあった。

なんだかんだ言っても、死刑が確定した今でもお肌の調子を気にかけていられるほどの精神的余裕もある。

だけど今回 死刑囚の確定者処遇がこういうものなんだと知ったとき、「懲」との一文字が はじめて私の頭に浮かんできた感じがする。

・・・にしても、木嶋佳苗という人は本当に見た目も心も図太い。

おそらく、そうは簡単に拘禁症にはならないだろう。

すでに死刑判決が確定して確定者処遇もなされているのに、これだけのことを言える。

すごいな・・・本気じゃないだろうけど、獄中で3度目の婚活って・・・(絶句^^;)

でも、それもこれも 自分の都合しか考えていないことが見え見えである。

2017年4月21日に木嶋佳苗と面会している篠田博之さんは「再審請求はしないのですか?」と木嶋佳苗に訊ねているが、彼女はきっぱり「しません」と言い切っている。

2017年7月の今の心境はわからないが、再審請求をしないなら明日死刑が執行されてもおかしくないはずじゃないか(本来、死刑は半年以内に執行されるものだが、実際はほとんどそんなことはないし)

そういう状況下でありながら、これだけの発信を続けられるのは 神経の図太さが神レベルだなと思ってしまう。

まあ、これに関しては 死刑確定直後の週刊新潮に「法相に早期死刑執行の要請を出す」なんて手記を寄せていたのでそれなりの覚悟はあったのかもしれないが、前述の4/21の篠田さんとの面会では「それ(=早期執行の要請)はしないかもしれない」と 一週間も経たないうちに前言を撤回している。

週刊新潮への手記は 本当にそう考えていたのが心変わりがしたのか、あるいは再び自分に注目してほしくてのパフォーマンスだったのかわからないが、木嶋批判はこの辺にしておくとして。

木嶋佳苗のこの図太さは、おそらく拘置所内でまいってしまっているであろう林眞須美死刑囚とは対称的かもしれない。

林健治
眞須美は死刑への恐怖、かなり感じている。

「悔しい。このままじゃ犬死にや。やってないもんはやってない。このまま死刑にされるわけにはいかへん」と繰り返し言っている」

ちなみに個人的には この二人とも冤罪だと全く考えていない。

だから真実を語らない彼女らに同情の余地はないし、それゆえ鉄槌が下るのはどうしようもないと思う。

再審請求が認められなかったということは、彼女の余生がどれくらいなのかは神のみぞ知るということ。

まあ、再審請求が棄却されても4月に即時抗告をしていますが、再審請求が死刑執行の完全回避にはつながらないことは、西川正勝元死刑囚と住田紘一元死刑囚の例をみてもわかること。

林眞須美死刑囚はおそらく現在、刑の執行におびえる日々を送っているのではないだろうかと想像する。

 
 
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