墓じまい費用は永代供養の樹木葬(京都市)で110万円
40代女性 2020年10月、私たちは墓じまいを行いました。移転先を樹木葬霊園(京都市内)にした墓じまいの費用は約 110万円でした。
旧墓地でかかった費用
魂抜きを含む元のお寺へのお布施:10万円
お寺への交通費:5000円
墓地管理者への心づけ:5000円
新しい納骨先でかかった費用
樹木葬:90万円
納骨法要:3万円
行政の事務手続き費用・その他
事務手続き:2万円
旅費交通費その他:4万円
墓じまいを決めた理由はお墓の管理の難しさ
夫は弟がいる二人兄弟です。二人ともお墓から遠方に住んでいてお墓の管理が難しいことから墓じまいを検討し始めました。
これからは永代供養が主流だろうと考え、調べていくうちに両親が喜ぶであろう供養をしてもらえることがわかったので、兄弟で話し合って墓じまいを決めました。
その後に親戚に私たちの意向を説明して同意を得られたことから、スムーズに事が運びました。
墓じまいでいちばん大変だったのは心の葛藤だった
墓じまいを完了した今、一連の流れの中でいちばん時間がかかったのは墓じまいを選択・決定するまででした。それぞれが時間をかけて検討し、意見を出し合ったので、この段階で半年くらいかかりました。
それ以降の流れは、親戚への説明、それまでお世話になったお寺に相談、墓地管理に連絡を入れるなどです。日程調整も比較的円滑に進みました。
墓じまい当日はお世話になっていたお寺の住職に足を運んでいただき、厳かに改葬を進めました。
お墓を開き、お骨を取り出し、魂抜き、お布施や交通費・お礼をお渡し→お骨をもって新しい納骨先へ移動…です。
新しい納骨先では、納骨と納骨法要をしていただきました。
墓じまい費用は両親の遺産から出したので問題ありませんでしたから、満足感の高い墓じまいができたと思っているのですが、強いて「大変」だったことを挙げるとすれば、
…という葛藤でした。最終的には
…と考えて、墓じまいを決断するに至りました。決めてからは非常にスムーズに事が運んだので、おそらく両親も喜んでくれていたのだと思っています。
墓じまいをやってからはお墓の掃除問題がなくなりました。これが長年の懸案でしたので、とても楽になって良かったです。
きちんと永代供養をしていただけることや、アクセスのよい場所にある霊園を選んだので、気軽にお参りに行けることも良かったです。
- 供養の費用が抑えられる
- 永代供養ができる
- 故人の希望を尊重できる
- 親族の同意が得られないとトラブルになる
- 後々に分骨や改葬(墓じまい)ができない
- 管理費や樹木の手入れが必要な場合もある
墓じまいサービス業者
樹木葬の見学会(神戸)