豪憲君の父 vs 秋田県警!第二の殺人を防げなかった謝罪は不要!?

事件 警察

こちらの↓ 畠山鈴香事件の続きです

秋田児童連続殺害事件!畠山鈴香の豪憲君殺害の真相を父が激白!

※この記事に登場する「米山さん」は豪憲君の父親である米山勝弘さんです。

※彩香ちゃん事件は2006.4.9 豪憲君事件は2006.5.17に 起こっています。
 

秋田県警の謝罪なき記者会見は終始ズレていた

2006年7月18日。畠山鈴香が再逮捕された当日の記者会見にて。

県警刑事部長
謝罪と申しますと、どういうことですか?
記者
初動捜査にミスがあったことを認めることはないということでよろしいですか。
県警刑事部長
認めるとか認めないとかではなくて。

彩香ちゃん事件の捜査はやってきましたので、いろんな証拠を集めて、今日、畠山鈴香逮捕にこぎつけたわけです

この日の記者会見を通して、秋田県警に対する批判はさらに高まりを見せていました。

彩香ちゃんの件を早々に事故処理した秋田県警は、その時点ではまるで事件性を疑っていなかったのです。

彩香ちゃんの件で鈴香をもっと早く逮捕していれば 豪憲君の事件は未然に防げたのではないか?

この疑問形は疑問にとどまらず、大きな不信感へと変貌していきました。

米山豪憲君のお父さんである米山勝弘さんにも、事件を報道し続けたマスコミ人にとっても。

この事件を知る者なら 誰しもが一度はこう思ったはず。

「彩香ちゃん事件をきちんと捜査していれば、第二の犠牲者は出なかったのではないか?」

「人が一人亡くなっているのに、そんなに簡単に事故死に断定してしまうのか?」

そんな世論を察知してのことか、それ以降の記者会見は内容の映像と音声を放送することを禁じられたといいます。

この記者会見に詰めかけた記者たちがこの会見で追求したかったこと。

それは県警の見立て(彩香ちゃん=事故死)が間違っていたことではなく、彩香ちゃんが亡くなった直後から事故死として処理しようとしたところにあるのです。

取材陣でさえ早い時期から 鈴香犯人説を疑わせる取材データを多くつかんでいたのに、警察はろくに捜査もせずに怪死を「事故死」と結論付けてしまったことが問題だと言っているのに。

そこを会見で追求したかったにもかかわらず、「我々が彩香ちゃん事件の捜査をやってきたから 本日犯人を逮捕できました」的なズレた会見になっていた・・・ズレを通り越して俺様過ぎるにもほどがある。

そもそも秋田県警は彩香ちゃんの件をあまり捜査していなかったのではないか?という疑問は、近隣住民のほとんどが感じていたことなのに。

県警刑事部長
彩香ちゃんの件で当時から鈴香をマークしていたかという質問ですが、大沢橋での目撃情報(鈴香と彩香ちゃんが橋の上にいたという目撃情報)は、豪憲君事件後に寄せられたものです。

様々な情報が寄せられましたが、当時としては実母を疑うような情報は寄せられていなかったのが事実です

鈴香の情報は最近になって入ってきたと断言する秋田県警。

彩香ちゃんが亡くなったのは4月9日ですが、4月9日の鈴香の目撃情報が寄せられたのがひと月以上たった5月17日以降だなんて話もありえないのでは?

記者
それは単に捜査不足じゃないですか。

周囲の人は4月から鈴香の犯行を疑っていましたよ

県警刑事部長
鈴香被疑者が犯人であるとか怪しいとか、そういう事件性を疑わせる情報は寄せられていませんでした

「鈴香が犯人なのでは?」という情報が飛び交っていたことを、周辺住民で知らなかった者はいないのに、刑事部長の所にだけは、その情報が寄せられていなかったと?

第三者がちらっと耳にする範囲では この会見は全く問題なさそうな押し問答にも思えるが、近隣住民のほとんどが鈴香を疑っていたとなると、警察にその情報をキャッチしていなかったはずはない。

それを考えると 県警幹部の人間が、捜査不足を露呈させたと、誰もが感じた会見でしかなかったと言わざるを得ない。

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住民と報道陣が募らせる警察への不信感と矛盾点

同級生の父兄
当時の警察の発表を信じたものなどいません。

まだ川原に雪が残っていたというのに、子供が一人で川に近づくはずがないんです。

それに、鈴香が大沢橋の上にいたのを見た人がいるという噂も、私たちの間ではすぐ広まってました

彩香ちゃんが見つかった4/10の小学校のPTA総会の直後、父兄の間で大沢橋の目撃情報は噂になっていました。

それを警察に届けたものがいないから警察が知らなかった・・・ですむ話ではなく、そういうことは警察が聞き込み捜査で聞き出していくものですよね。

それがないってことは、ズバリ! 警察が彩香ちゃん事件の聞き込みをしていなかったということですよ。

警察官が警察犬を引っ張っていった!?

秋田県警が事故説に傾いた理由の一つは、彩香ちゃんが滑り落ちたとされる川原に警察犬がたどり着いたからです。

しかし 団地の近所に住む主婦は首をかしげます。

主婦
警察犬の動きを見ていた人がいるんですが、警察犬は団地を出たところで座り込んでしまったらしいです。

それなのに捜査員は 無理やり引っ張って、警察犬を川原まで連れて行ったところが目撃されているんです

警察犬が団地で座り込んでしまったということは、彩香ちゃんは自分の足で川へ向かったのではないことを示しています。

警察犬を無理やり警官が川原に引っ張っていったのは そうしないと、川での事故死にできなかったから?

それって・・・職務怠慢ではなくて、ねつ造では!?

近隣住民
彩香ちゃんの件が事故だと発表された後、警察は聞き込みにさえ来ていません。

彩香ちゃんのことを警察が尋ねてきたのは、豪憲君事件のあと。

川原の近くの消防署にさえ警察は聞き込みに行っていないので、消防署員が呆れてました。

警察はどこで何を調べていたんでしょうね

近隣住民の秋田県警に対する不信感の高まりでさえ県警のトップは把握していないので、こういうとんちんかんな返答さえ飛び出していたんでしょうね。

トップたちは能代署がきっちり捜査をしたと思い込んでるから、あんな会見になってしまうんですね。

県警刑事部長
事件性が判断できる情報がもう少し早くは言ってくれればよかったという思いがあります

それにしても、秋田県警トップは「聞き込みも捜査もしていたが、住民が警察に有力な情報を教えてくれなかった」「住民ががもっと捜査に積極的に協力してくれれば、事件は早く解決できたのに」と本気で思っていたのだろうか!?

捜査に協力しなかった近隣住民が悪いと言わんばかりの言いぐさ?に聞こえないでもありませんが。

そしてこの後、秋田県警と報道陣の間でかなり険悪なムードが漂ったらしいのですが、その場の会見は放送されなかったそうです。

食い下がる報道陣に対して県警は「もういいんじゃない、まだやるの?」

そして会見では一切非を認めることなく、一方的に引き上げていったとか。

いずれにせよ、警察の言い分はこの2点。

■彩香ちゃんの件を事故だと断定したことはない 
■4/9の彩香ちゃん行方不明の日に大沢橋での鈴香の目撃証言を得たのは、5/17の豪憲君事件のあとだった。

警察は彩香ちゃん事件の捜査を適切に行ったのだから、豪憲君事件が起こった責任は警察には一切ない!という言い分だけ残して、一方的な会見は一方的に切り上げられたという、後味の悪い終わり方をしていたのでした。

傍目から見ても、全く誠意を感じられない一方的な会見の展開に、テレビを見ていて唖然とした人はたくさんいたのではないでしょうか。
 
 
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秋田県警は彩香ちゃん事件を事故と断定していない!?

記者会見では「彩香ちゃんの件を事故だと断定したことはない」と県警は言い切っていましたが、事件当時の読売新聞にはこのように報道されていました。

ちなみに これは彩香ちゃん行方不明の3日後のものです。

能代市の藤琴川で4月10日、遺体で見つかった藤里町粕毛家の後、町立藤里小4年畠山彩香さん(9)の死因は、秋田大医学部で11日に行われた司法解剖の結果、水死と判明した。

能代市が同日、彩香さんの自宅から北東約500メートルの藤琴川の河原で実況見分を行ったところ、彩香さんのものとみられる子供の足跡や、小石を並べて遊んだ形跡が見つかった。

同署は、彩香さんが川岸で一人で遊んでいるうち、誤って川に落ちたとみている。

彩香さんに目立った外傷はなく、死亡時刻は行方不明になった9日夕方とと推定されている。

via:4月12日付 読売新聞朝刊 

この報道についてのコメント。

会見の秋田県警刑事部長
一部で「事故と断定」という報道が流れているのも事実ですし、それで彩香ちゃんについての情報が入らなかったのであれば、非常に残念です

つまり「県警は事故と断定していないのに、マスコミが勝手に事故と決めつけて記事にしたから、事件解決につながる情報が寄せられにくくなったのかもしれない」と、何ともはや 警察の都合だけ考えた 一方的な言い分になっています。

しかし、結論から言えば マスコミが先走って誤った報道をしたのではなく、4月11日付で能代警察署がマスコミに配った文書には、こう書かれていたそうです。

遺体には特異な損傷はなく、自宅近くの藤琴川の岸辺で遊んでいるうち、川に落ちて流されたものとみられる。
via:「小学生女子児童の死亡事案について」

「彩香さんに目立った外傷がなく」という矛盾

彩香ちゃんの死は 事故と断定した当初の発表では「目立った外傷がなかった」と言い切っていました。

ところが後になって、彩香ちゃんの頭部と頸部には骨折の痕跡があったという報道がなされました。

どこまでおざなりにしたのだろう!?と思わざるを得ないほど、情報もずさんです。

既に結論を断定しているかのような内容と、だれもが「一体どうなってるの?」と首をかしげたくなるような大きな矛盾点。

ちぐはぐで意味不明な秋田県警の理屈を見るに見かねたのか、7月20日は警察庁長官からも疑問の声が上がっています。

警察庁長官
県警は事件の全貌を明らかにし、聞き込み捜査のやり方や範囲が十分だったかの検証と、検証の結果を県議会でのやり取り等を通して、明らかににすることも必要である
 

秋田県警の捜査員が彩香ちゃんの捜査を始めたのは豪憲君事件のあと!?

大沢橋近隣の住民は 彩香ちゃん事件の捜査員がやってきたのは、豪憲君事件のあとだと証言しています。

しかし、大沢橋での鈴香の目撃情報が周辺住民に広がっていた4月10日くらいの時点で、捜査員が全く聞き込みに来ていないというのはありえない話です。

つまりこれは「事故死」として処理したからに ほかならないでしょう。

また、能代署は7月10日に藤琴川で、彩香ちゃんに見立てた人形を使って実況見分をやっています。

しかも、はじめて。

そのときに「人形を使っての実況見分は今日が初めて」と関係者がぽろっと洩らしたそうです。

それは4月9日から7月10日までの丸3か月、彩香ちゃん事件の捜査をしていなかったことの証明です。

ありえへん・・・。
 
 
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豪憲君のお父さんが独自の聞き込み調査を開始!

7月17日に能代署の刑事課長らが 鈴香の豪憲君事件の追起訴と彩香ちゃん事件の再逮捕を報告に米山さん宅を訪れました。

報告を聞き終えたところで、米山さんは刑事課長らにこう告げました。

米山さん
どうして今頃?ずっと前から鈴香が怪しいという話がたくさん出ていましたよね。

本当にきちんと捜査をしていたんですか?

はじめから鈴香をマークしていたら、豪憲が殺されることはなかったんじゃないですか。

警察の責任は追及していきますよ

刑事課長
私が謝ってすむことではないですから…
・・・と言葉をにごし、苦渋の表情のまま、ついに謝罪することはなく、彼らは帰っていきました。

警察があいまいにする以上、米山さんは徹底的に戦うことを決意します。

そして「週刊新潮」の手記をはじめ 新聞やテレビなどのメディアに、米山さんの意見や矛盾点を訴えていくことにしました。

さらに、警察の捜査は実際にどのように行われたのかを調べるべく、米山さんは自分の足を使って調査を開始しました。

鈴香の大沢橋の目撃情報が寄せられたのは豪憲君事件以降だったというのは本当か?

彩香ちゃんが川原で発見された日、藤里小学校では緊急PTA集会が開かれ、今後の子どもたちの対応について話し合いがなされました。

それが終わり同級生の父兄同士で帰り際、

父兄
昨日、橋の上に母親と娘のような二人がいて、川を覗き込んでいたらしいよ

そこにいた全員がそれが彩香ちゃんと鈴香だったのではないかと思ったのか、

父兄
はっきりしないことを口にしない方がいいのでは…
・・・とお互いに顔を見合わせ、その話はそれでお開きになったということがあったそうです。

それを確かめるために米山さんはその目撃情報を話していた関係者に直接電話をしたところ、警察がその目撃情報をききに来た日付は5月17日であることがわかりました。

5月17日・・・つまり豪憲君が行方不明になったその日です!

これはいったいどう解釈すべきなのか?

彩香ちゃんの件をすぐに事故だと断定したために警察は聞き込みをストップしていたけれど、同じ団地内で新たに行方不明者が出たから、「彩香ちゃんも事件だったのかもしれない」と気づいた警察が、慌てて調査を開始した。

・・・と受け取られても不思議ではないタイミングですよね。

・・・というか、十中八九その通りでしょう。そんな偶然があるわけないから。

つまり、彩香ちゃんの件を事件・事故の両面で捜査していたというのは嘘だった!

また、亡くなった子供たちの遺品にしても、彩香ちゃんの遺品は早々にすべてを鈴香の元に返されています。

鈴香は逮捕直前に実家で報道陣に対してて会見を開いていますが、その際にもそれらの遺品をテレビに撮らせて「娘を亡くした悲劇の母」を演じていました。

ところが豪憲君の場合は 遺品は「証拠品だから」ということで、ランドセルも服も帽子も靴も、何一つとして返してもらえませんでした。

その経験からも米山さんは、彩香ちゃんの件は事件性がないと断定されたため、彼女の遺品を鈴香の元に返却されたのだと考えたといいます。

しかも、彩香ちゃんが発見された当日から大沢橋の目撃情報が噂されていて、すぐにその情報がつかめたにもかかわらず、捜査員は聞き込みもしていなかったのです。

彩香ちゃん事件の現場周辺で警察の捜査はされていたか?

米山さんは彩香ちゃん事件の聞き込みがいつされたのかを調べるところから始めました。

まずは彩香ちゃんが発見された川原付近のご近所へ、住宅地図を持って一軒一軒聞き込みをします。

米山さん
こちらに警察は聞き込みにきましたか?
Aさん
いや、うちには一回も来てないよ
 
Bさん
あ、うちには来たよ。7月半ばだったと思うけど
米山さん
7月?その1回だけですか?

子どもたちが遺体で発見された4月や5月ではなくて?

Bさん
そう。7月のその1回きりだよ

7月半ばは鈴香の彩香ちゃん事件の関与が判明したころですから、警察が慌てて付け焼刃の捜査を開始したのがよくわかる証言です。

結局、米山さんが1軒1軒足を運んだこの界隈62軒中、警察が来たのはたったの4軒でした。

しかもその4軒のうち、3件は7月に入ってから、1軒は5/17(豪憲君事件)以降。

彩香ちゃん事件の直後に警官が回ってきたお宅はゼロだったのです。

そこは彩香ちゃん発見場所のすぐ近くですから、仮に事故であったとしても、警官が聞き込みをしなければならない重要地域です。

であるにもかかわらず、警察はそれをも怠っていた・・・それが米山さんの調査で証明されました。

大沢橋(畠山母娘の最後の目撃場所)から高岩橋の中間付近で警察の捜査はされていたか?

この近辺で警察からの聞き込み捜査が来たお宅は10軒のうちゼロでした。
 
 
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大沢橋付近(畠山母娘の最後の目撃場所)で警察の捜査はされていたか?

米山さん
鈴香の件で調べているんですけど。

こちらの方が警察に話を訊かれたのは、いつごろでしたか?

Cさん
警察?来てませんよ
米山さん
来てないんですか?

すぐそこの大沢橋から彩香ちゃんは落とされたんですよね。それなのに?

Cさん
だから、警察は来てませんって

大沢橋周辺の約30軒を回った結果、警察が聞き込みに来たというお宅には、その日は1軒も遭遇できなかったそうです。

最後の目撃場所にも全く聞き込みがなされていなかった・・・これでは警察がまともに捜査をしていなかったといえますね。

米山さん
そうですか。ありがとうございました。
Cさん
ところで、お宅はどちらさん?
米山さん
失礼しました。米山と申します
Cさん
じゃあ、あなたはもしかして、豪憲君のお父さん?
米山さん
はい、そうです。申し遅れてすみません
Cさん
最初から言ってくれればよかったのに。

この度は大変でしたね。がんばってくださいね

米山さん
ありがとうございます

米山さんは相手から訊かれない以上、遺族であることを相手に伝えずに聞き込みすることを心がけていたそうです。

それは、最初に名乗ってしまうことで相手に先入観を与えたりしないように、また、答えざるを得ないプレッシャーを与えないようにするための配慮だったのです。

可能な限りフラットな状況で、客観的な情報を集めるために 米山さんは初めに名乗らずに、名乗る機会があるときは最後に名乗るようにしていたようですね。

帰宅してからは、米山さんは日中留守でお会いできなかった方には電話をしていました。

電話の場合は名乗らないわけにはいきませんから、名乗ってから、警察が聞き込みに来たかどうかを尋ねました。

聞き込みを続ける中で、こんな話も出てきました。

Dさん
川原に石を積んだ跡があって、あれは彩香ちゃんが積んだもので、そこで彼女は川に滑り落ちたということになってましたよね。

でも実はあれは、私が積んだものかもしれません。

散歩のときに石を積む癖があるんですよ

警察がたてた仮定や主張は、米山さん独自の聞き込みをしていくうちに、ことごとく崩れていきました。

米山さんは時間を見つけては丁寧に聞き込みを続け、最終的に約250軒からの調査結果を得ることに成功しました。

父の執念で行った独自の聞き込み調査で、今までに能代署が行ってきた二人の子どもの捜査状況もほとんど把握することができたのです。

米山さんが独自の聞き込みをした結果、わかったこと

■彩香ちゃんが行方不明の直後には警察は聞き込みを少ししていたが、それは彩香ちゃんを捜索するためのものである。事件を前提とした聞き込みはほとんど行われていなかった。

■豪憲事件後、彩香ちゃん事件で警察は再び動き出してはいるが、しらみ潰しの聞き込みはしていなかった。

■7月に入ってから警察は彩香ちゃん事件の聞き込みをあわてて、少しだけ行っている

■中には鈴香が彩香ちゃん事件の関与を自供した後に、間に合わせ程度にに話を訊かれたお宅もあった。

■2件の事件が発生したこの期に及んでも、警察はまだ全戸を回ることをしていない

4/9の彩香ちゃん事件は4月当初から事件・事故の双方で警察は捜査していたという秋田県警の記者会見の言い分は嘘だったことが、米山さんの足を使った調べではっきりしたわけです。

豪憲君の命を奪ったのは畠山鈴香に間違いないですが、捜査を怠って第二の殺人を招いてしまった秋田県警の責任は大きい…。

米山さんは秋田県警も鈴香の「共犯」であると捉えて、調べ上げた証拠を手に、能代警察署に乗り込みます。
 
 
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米山さんがアポなし・飛び込みで 単独 能代署へ乗り込むが・・・

米山さんは黒いスーツに身を包み、意を決して能代警察署に向かいました。

事前に訪問を知らせておけば、相手も万端な準備を整えるであろうことから、米山さんは飛び込みで訪問することにしました。

米山さん
米山です。署長さんをお願いします。

受付で数分待たされたあと、米山さんは署長室に通されます。

米山さんは単独訪問。それに対し、相手は署長、警務課長、メモを取る人の合計三人。

あいさつが終わり本題に入ろうというその時

署長
あなた、録音してるの?

まだ挨拶しか交わさず、話が本題に入る前で、肝心なことは何も伝えていないにもかかわらず、警察側ははじめから米山さんを警戒している様子を見せたそうです。

米山さん
なぜ、彩香ちゃんの件を事故扱いにしたのですか?

それはだれの責任ですか?

署長
事件と即断即決できるものとできないものがある。

彩香ちゃんの事件は即断即決できなかったので、事件事故両面で捜査しました

米山さん
ではなぜ、捜査体制を早々に縮小して、事故の可能性が高いと発表したのですか?

それは「事件ではない」と即断していることじゃないですか

署長
こちらとしても言いたいことはありますが、公判を控えていますし、何か誤解が生じても困りますので

このように、米山さんは終始はぐらさせ続けました。

挙句の果てに

署長
急に来られたものだから こちらも他に仕事がありますし、今日はこの辺で

「早く帰れ」と言ってるわけですね、これは。

でも、ここまでは米山さんの想定内。

こうなることを予想して、米山さんは署長に 自作の質問状を手渡しました。

署長
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、拝見します

これ↓が 米山さんが自分で考えて提示した質問状の内容です。

質問と同時に警察からの謝罪も要求しています。

警察に対する十三項目の質問状

1.彩香ちゃんと豪憲の事件について、それぞれ1週間分の捜査人員を各日ごとに教えてください(4月10日●人、4月11日●人・・・という具合に)

2.彩香ちゃんと豪憲の事件について、それぞれ1週間分の「周辺の聞き込み」に費やした人員を各日ごとに教えてください。また具体的にどの地域でどれだけ聞き込みをしたかも併せて教えてください。

3.彩香ちゃんと豪憲の事件について、それぞれ路上での検問をした状況について、各日ごとに教えてください(4月10日●箇所で●時間・・・という具合に)

4.彩香ちゃんと豪憲の事件について、それぞれ検視を行った時間、所要時間、場所を教えてください。

5.彩香ちゃんの検視場所は能代署だったと報じられていますが、二ツ井交番で検視した豪憲と 検視場所が違った理由について教えてください。

6.彩香ちゃんの事件について、「事故死の可能性が高い」とした理由を具体的に教えてください。

7.彩香ちゃんの事件について、「事件と事故の両面で捜査した」と会見で刑事部長が話していますが、「事件」を前提とした捜査がいつ、どのように行われたのかを教えてください。とりわけ「事故の可能性が高い」と発表した4月10日位以降の「捜査」について教えてください。

8.彩香ちゃんの頭や首の骨折について、いつ、何によって把握したのかを教えてください。また4月10日、4月11日の司法解剖前後で「目立った外傷がない」と発表した理由について教えてください。

9.彩香ちゃんに事件について、着衣や靴といった遺品がいつ遺族に返されたのかを教えてください。

10.豪憲の事件前、鈴香を疑う声は一つもなかったのでしょうか。あったとすれば、どのような情報か教えてください。

11.鈴香と交際したり肉体関係を持ったりするなど、親密な仲になったことのある県警職員はいますか。

12.彩香ちゃんを「事故死の可能性が高い」と判断したことは県警のミスではなかったのでしょうか。

13.豪憲に対して、県警から謝罪をしていただけないでしょうか。
 
 

 
 
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「捜査上の支障があるので 質問状にはお答えできません」

米山さんが能代署に質問状を渡した翌日、米山さん宅に刑事課長から電話が入ります。

刑事課長
昨日のご質問ですが、捜査上支障のあるという判断で、結果的にはお答えできないという風なことでして…
米山さん
それは一切答えることができないということですか
刑事課長
今の段階での回答は。検討を加えまして・・・

結局、捜査上の支障があるから…を理由に答えられないの一点張りで、「捜査上の支障とはなんですか?」と尋ねても、それも警察は説明できないという。

米山さん
どう考えても私は納得できませんから、昼に署までうかがわせてもらいます

前日は警察署長も出てきて対応しましたが、この日は署長は出てくることがなかったとか。

でも署長室の灯りはついており、そこには副所長がたばこをくゆらせていたそうです。

つまり米山さんの対応に署長も副署長も出なかったということです。

結局この日も 前日の訪問や電話でのやりとりと同じ対応が繰り返されました。

中でも警務課長はニヤニヤしながら相手を小馬鹿にしたように見える態度をとったと、米山さんは回想しています。

警務課長
昨日も署長が同じことを言いましたよね~^^
米山さん
署長はどういうお話をされてましたっけ?

ちょっと昨日の話を忘れてしまったので、すみませんがもう一度おっしゃっていただけますか?

目の前の机の上には ICレコーダーが置いてあるので、記録されると困ることでもあるのか、警務課長は言葉を発せずに 首を振るだけ。

米山さん
首を振られてもわからないので、署長が言ったことをもう一度正確に繰り返してもらえますか
警務課長
(録音できないような小声で)捜査上のことで言えません^^;

6/7放送の水トクでも、ICレコーダーに鮮明に録音されないように声を落として対応する警察職員のシーンがしっかり再現されていましたし、音声の実物も流されていました。

確かに実物の音声はくぐもっていて聞き取れず、録音されたくないから わざとぼそぼそ喋っているのが見え見えです。

やましいことがないなら堂々としていればいいんじゃないですか?

後ろ暗いことがあるから表沙汰にされる事を恐れてこんな対応しかできない・・・テレビの視聴者はみんなそう思ったでしょうね。

「もう少し慎重であるべきだった」という反省。しかしそこに謝罪はなかった

8月後半に能代署は警察の捜査怠慢を隠そうとしていたことが証明され(彩香ちゃん事件のときに検問を2回行ったといっていたが、実際は1階しか行われていなかったことが露見して) 能代署の署長と刑事課長に対して厳重注意が行われました。

また9月4日、県警は公安委員会の場で、改めて初動捜査について言及しています。

県警本部長
初動捜査はもう少し慎重であるべきだった。甘かった。

今般の事件の教訓に更なる努力をしたい

実は9月4日はホリエモン(堀江貴文)の初公判が行われた日で マスコミはそちらが中心に報道を展開していました。

ということは、秋田県警はあえてマスコミに大々的に取り上げられづらいタイミングを選んだ?という穿った見方ができないでもありません。

9月7日には警察庁長官が秋田県警の検証結果について言及しています。

警察庁長官
身内の恥をさらして、初動捜査が不十分だったことを認めた。

公判を控え、詳しいことを明かせないという制約の中で、しっかり検証したと評価する

え?警察庁長官、これは↑・・・ほめてますよね^^; 遺族の神経を逆なでするのでは?

米山さん
これで一件落着と警察は考えているのでしょう。

私には警察組織全体で幕引きを図ろうとしているとしか思えません。

忘れてほしくないのは、豪憲への謝罪は一言もないことです。

結局警察は、なあなあで終わらせようとしているだけなのです

確かにある程度までは 警察は自分たちの過ちを認めています。

でも、未だに警察から豪憲君への謝罪の言葉は一言も出ていないところを見ると、秋田県警が誠意をもって対応したとは言い難い印象を 第三者でもぬぐえないですね。
  
 
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習志野市 殺人未遂