2025年1月10日の「沸騰ワード10」で紹介された「牛肉とキノコのパイ包み」は、見た目のインパクトも味も抜群の豪快料理です。
極厚のステーキ肉と4種のキノコを特製のデュクセルソースで包み込み、パイ生地で優雅に仕上げた一品。
伝説の家政婦・志麻さんが教える、パーティーにもぴったりの本格洋食レシピです。
牛肉とキノコのパイ包みの作り方
牛肉とキノコのパイ包みは、極厚のステーキ肉と4種のキノコを使用したデュクセル、ほうれん草を層にして包み込んだ、見た目も豪華な一品です。パイ生地で包んでオーブンで焼き上げることで、外はサクサク、中はジューシーな贅沢料理に仕上がります。
牛肉とキノコのパイ包みのレシピ
材料と分量:2人前 ※おおむねの目安です
- 牛ステーキ肉:300g(極厚切り)
- パイシート:2枚
- ほうれん草:1束
- にんにく:2片
- 塩:適量
- こしょう:適量
- 卵黄:1個(つや出し用)
▶デュクセル(キノコソース)
- シメジ:1パック
- 椎茸:4個
- マイタケ:1パック
- マッシュルーム:4個
- 塩:適量
- STEP1キノコの下処理4種のキノコはきれいに洗い、細かく刻みます。
- STEP2ミキサー処理刻んだキノコをミキサーにかけます。
- STEP3水分を飛ばすフライパンで塩を加えながら、水分が飛ぶまで炒めます。
- STEP1下処理ほうれん草は洗って茹で、水気をしっかり絞ります。
- STEP2炒め物みじん切りにしたにんにくで炒めます。
- STEP1下味ステーキ肉に塩こしょうをしっかりとふります。
- STEP2焼き付け表面に焼き色をつけます。中は生の状態を保ちます。
- STEP1土台作りパイシートの上にほうれん草を敷きます。
- STEP2層を作るデュクセル、ステーキ肉、再びデュクセル、ほうれん草の順に重ねます。
- STEP3包み込みパイシートで全体を包み、しっかりと閉じます。
- STEP4仕上げ表面に卵黄を塗り、230度のオーブンで30分焼きます。
牛肉とキノコのパイ包みをおいしく作るコツ
デュクセルは水分をしっかり飛ばすことで、パイ生地がべちゃつかない仕上がりに。
ステーキ肉は表面だけ焼き色をつけ、中は生の状態を保つことで、焼き上がり後もジューシーに。
パイ生地はしっかりと閉じ、卵黄を塗ることで美しい焼き色に仕上がります。
オーブンの予熱は必須。高温でしっかり焼くことでパイがサクサクに仕上がります。
牛肉は何部位を使うのがベスト?
サーロインやリブロースなど、柔らかい部位がおすすめです。適度な霜降りがあるものを選ぶと、より旨味のある仕上がりになります。
パイ生地は市販のもので大丈夫ですか?
市販のパイシートで問題ありません。室温に戻してから使用することで、扱いやすくなります。
デュクセルのキノコは指定の4種類でないといけませんか?
基本的には好みのキノコを組み合わせられます。ただし、水分量の多いキノコを使う場合は、水分を飛ばす時間を長めにとってください。
パイ生地が破れてしまった場合は?
予備のパイ生地で補修するか、破れた部分を寄せて押さえることで対処できます。卵黄を塗る際に目立たなくなります。
オーブンの温度は重要ですか?
非常に重要です。230度という高温でパイ生地をサクサクに仕上げながら、中の肉を適度な火加減に調整します。
下準備を前もってできますか?
デュクセルとほうれん草の準備は前日でも可能です。ただし、組み立ては当日に行うことをおすすめします。
焼き加減の確認方法は?
パイの表面が均一なきつね色になり、中心部に竹串を刺して温かければ完成です。
このレシピの特徴的な栄養価は?
牛肉の良質なタンパク質とキノコ類の食物繊維、ほうれん草の鉄分など、バランスの取れた栄養価があります。
キノコの水分はどこまで飛ばせばよいですか?
フライパンの底にキノコがこびりつかない程度まで炒めます。パサパサになりすぎないよう注意してください。
パイ包み以外の調理法はありますか?
キノコのデュクセルとステーキ肉の組み合わせは、パイ包み以外にもソースとして使用できます。ただし、このレシピの特徴である層の美しさは、パイ包みならではの魅力です。