2025年1月10日の「沸騰ワード10」で紹介された「チンゲン菜グラタン」は、グラタンの常識を覆す斬新な一品です。
コンソメで味付けしたチンゲン菜をハムで巻き、志麻さん流の特製ベシャメルソースとチーズをかけて焼き上げます。
和洋折衷の味わいが新鮮な、冬の野菜をたっぷり楽しめるグラタンです。
チンゲン菜グラタンの作り方
チンゲン菜グラタンは、コンソメでしっかり味付けしたチンゲン菜をハムで包み、特製ベシャメルソースとチーズをかけて焼き上げる、和洋折衷の新感覚グラタンです。メリハリのある味付けで、グラタンなのに重たくならない一品に仕上がります。
チンゲン菜グラタンのレシピ
材料と分量:2人前 ※おおむねの目安です
- チンゲン菜:2株
- ロースハム:4枚
- コンソメ:1個
- ピザ用チーズ:100g
▶ベシャメルソース
- バター:30g
- 小麦粉:大さじ3
- 牛乳:300ml
- 塩:適量(ソースには入れません)
- こしょう:適量
- STEP1チンゲン菜の下処理チンゲン菜は根元を切り落とし、株のまま洗います。
- STEP2チンゲン菜を茹でるコンソメを溶かした湯でチンゲン菜を茹でます。
- STEP3水気を切る茹でたチンゲン菜は、キッチンペーパーで水気をしっかり切ります。
- STEP1ルーを作るフライパンにバターを溶かし、小麦粉を入れて、しっかりと火を通しながら混ぜ合わせます。
- STEP2牛乳を加える牛乳は2~3回に分けて加えます。少しずつではなく、1/2から1/3の量を一気に入れて混ぜます。
- STEP3加熱強火で一気に温度を上げ、とろみが出るまで混ぜながら煮詰めます。このとき味付けしないのが志麻さん流。
- STEP1具材の準備茹でたチンゲン菜をハムで巻きます。
- STEP2ソースをかけるグラタン皿に並べ、ベシャメルソースをたっぷりとかけます。
- STEP3チーズをのせるピザ用チーズを全体にのせます。
- STEP4焼き上げ250度のオーブンで15分焼きます。チーズに良い焼き色がつくまでしっかりと焼き上げます。
チンゲン菜グラタンをおいしく作るコツ
ベシャメルソースには味を付けず、具材のコンソメ味とのメリハリを大切にすることで、重くなり過ぎないグラタンに仕上がります。
小麦粉は最初の時点でしっかり火を通すことで、ダマになりにくくなります。
牛乳は少しずつ入れず、2~3回に分けて一気に加えることがポイントです。
チンゲン菜の水気はしっかり切ること。水っぽくならないグラタンのポイントです。
ベシャメルソースがダマになる原因は?
小麦粉に最初の段階で十分な火を通していないことと、牛乳を少しずつ加えすぎることが主な原因です。小麦粉はしっかり炒め、牛乳は2~3回に分けて一気に入れることがコツです。
牛乳は温めて入れる必要がありますか?
冷たい牛乳でも問題ありません。むしろ温度差を利用してダマを防ぐため、冷たい牛乳を一気に入れる方法がおすすめです。
チンゲン菜以外の野菜でも作れますか?
ほうれん草や小松菜など、葉物野菜なら代用可能です。ただし、水分量が異なるので、茹でた後の水切りはしっかりと行ってください。
ハムの代わりに他の具材は使えますか?
生ハムやベーコン、スモークサーモンなども美味しく仕上がります。塩味のある加工肉がおすすめです。
チーズは何を使うのがベスト?
溶けやすく焼き色がつきやすいピザ用チーズがおすすめです。モッツァレラやゴーダチーズをブレンドしても美味しく仕上がります。
オーブンの温度が250度まで上がらない場合は?
220度程度でも作れますが、その場合は焼き時間を20分程度に延長してください。チーズにしっかりと焼き色がつくまで焼くことが重要です。
ベシャメルソースの固さの目安は?
とろみは重力でゆっくり流れる程度が理想的です。スプーンですくった時に、なめらかな山ができる程度の固さを目指してください。
下味のコンソメは必要ですか?
はい。具材にしっかりと味を付けることで、ベシャメルソースは味付けなしでも十分な味わいになります。これがメリハリのある味の秘訣です。
グラタン皿以外の器でも作れますか?
耐熱容器であれば問題ありません。オーブンに入る大きさの耐熱ガラス容器や、オーブン対応のフライパンでも作れます。
このレシピの特徴的な栄養価は?
チンゲン菜のビタミン類と食物繊維に加え、ハムのたんぱく質、牛乳やチーズのカルシウムがバランスよく含まれた栄養価の高い一品です。