セネガルパロットの飼い主の寄稿です
私はセネガルパロット(ネズミガシラハネナガインコ・オス)を飼っています。
これは愛鳥のためにフォージングトイを購入して使ってみたレビューです。
フォージングトイのおすすめ!アロハヘブンフォージングカップの感想
私が愛鳥に選んだフォージングトイは、
アロハヘブン フォージングカップです。

1日中放鳥できるわけではなく、
仕事の都合などで全く放鳥できない日もあります。
愛鳥が一人でケージの中で過ごす時間を
少しでも退屈しないように…というのが
このフォージングトイを取り入れた理由のひとつです。
…との期待を込めて選びました。
フォージングトイを取り入れようと思った
もうひとつの理由は
愛鳥が食いしん坊だったからです。
うちの子はおやつでもご飯でも
早食いですぐに食べてしまって
次から次へとどんどん欲しがるために
…とずっと考えていました。
フォージングトイは
「ご褒美を探す楽しみ」があるので
…という点も購入の決め手でした。
セネガルパロットは
「ヨウムと同じアフリカンで頭がいい」
…と言われる種類なのに
それらしい芸など覚えず、
「肉体派」と揶揄されることが多いのです。
そんな愛鳥を可哀想に
思ったことが何度もあります。
飼い主的には 人の言葉も覚えなくても
派手な芸当など全くしなくても
かわいいわが子には違いないのに
他人から「肉体派」なんてかわれるのは
やっぱり癪にさわるのです。
…という期待もありました。
うちの子はものすごい怖がりなので、
最初のうちはこのおもちゃに
全く興味を示すことがありませんでした。
おもちゃの中におやつを入れる様子を
私の肩ごしからおそるおそる覗き込むだけでした。
そんな感じでしたから
最初はケージの横に
フォージングトイを吊るしてみせておいて
慣らすところから始めました。
その後に中に入ったおやつを
何度か飼い主自身が取り出してみせる
…ということを繰り返していました。
それを2日ほど続けるうちに
食いしん坊がそろりそろりと寄ってきて
とアピールを始めたので食べさせ、
すぐに次のおやつをトイに入れてみたところ
…と納得したようで、
次の日には自分でおやつを取り出せるようになっていました。
一度うまくできるようになると
なんのためらいもなく
自分からフォージングトイで遊び始め、
中身が空っぽになると
…と、まるで催促でもするかのように
トイを振り回すようになりました。
恐がりのクセに(笑)
張り切っておやつを取ったり
トイを振り回したりする様子が
かわいすぎて眼福です♪
フォージングトイから
おやつを取り出す様子を見て
ほかの家族も
「すごい!すごい!」と褒めてくれるからか
愛鳥自身も自信がついてきたように感じました。
今はもう少し難易度が高い
フォージングトイを取り入れようと思って、
検討しているところです。
アロハヘブンフォージングカップは
単純な作りなので、
初めてのフォージングトイにおすすめです。
中型インコは用心深くて
周りをよく見ているために
「恐がり」と思われる性質の子が
けっこう多いと思います。
彼らは元々が賢いので
飼い主さんが鳥の目の前で
おもちゃを使って見せることで
すぐに使い方を理解します。
この動画 に出てくるフォージングトイは
私が選んだものとは違いますが
「フォージングカップをこんな感じで遊ぶんだ」
…がわかる楽しい動画です。
…などと堅苦しく考える必要はありません。
うちの子と一緒におもちゃを使って
楽しく遊ぶ感覚で使ってみてください。
使い方を飼い主さんにみせてもらった
鳥さんが自分で使えたら
いっぱい褒めてあげる…を繰り返すことで、
どんどん難しいフォージングトイを
クリアしていくことでしょう。
ストレスのかからない生活をさせるのが基本です。しかし常に鳥の相手をすることはできないので、1羽でいる時に何らかの方法で意識を鳥自身ではなく他に向けることが大切になります。それがフォージングやおもちゃで遊ぶこととなります。後は普段から運動することが最も健全なストレス解消となります。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) February 17, 2022

物覚えが早い生き物ですから、
飼い主と愛鳥とで一緒に使う時は
共同作業みたいで面白いですよ。
アロハヘブンのフォージングトイは
金属パーツがステンレス製なので、
金属中毒症が起こるおそれがなく、
安心して遊ばせられるのもうれしい点です。