千葉19歳少女スーツケース詰め殺人事件

千葉 19歳少女スーツケース詰め殺人 長谷部泰輔
 
2005年5月2日、GW中に宮城県から東京に遊びに来ていたMさん(19歳・日焼けサロン従業員)が行方不明になった。

Mさんは4月29日に上京し、5月2日に友人と買い物をした後「新宿で知り合った男の人と遊ぶ約束をしている」と電話したのを最後に消息を絶った。

5月3日、Mさんの自宅に「Mさんに現金を盗まれた。弁償さえすれば告訴を取り下げる」「娘のキャッシュカードの暗証番号を教えろ」という不審な電話がかかってきた。

Mさんの家族は携帯電話でもMさんと連絡が取れないため、5月6日、警察に捜索願を出していた。
 
 
これは事件性があると見て捜査に乗り出した警視庁は5月7日にMさんと見られる遺体を千葉県で発見した。

遺体はスーツケースに詰められ、千葉県柏市の田んぼに放置されていた。
 
 
5月7日、目撃証言などから、千葉県松戸市に住む長谷部泰輔(23歳・フリーター)が死体遺棄容疑で逮捕された。

調べでは、長谷部泰輔容疑者は5月2日午後8時頃、新宿駅東口付近に行き、午後10時半頃Mさんに声をかけ、松戸市の自宅マンションに誘い込んでいた。

そして金に困っていた長谷部泰輔はMさんのクレジットカードを盗んだ。

しかし盗みがばれてMさんに騒がれたため、5月3日午前、Mさんの首を絞めて殺害し、現金約12000円を奪っていた。
 
 

長谷部泰輔は当時、パチスロにのめりこんでいて数十万円の借金を抱えていた。

女性から金を巻き上げる目的で、繁華街を通りかかった女性に片っ端から声をかけていたという。

長谷部泰輔には2年前にも、埼玉県の女性を池袋のホテルに連れ込んでキャッシュカードを奪って現金7万円を盗んだ前科があったが、このときには示談が成立して起訴猶予になっている。

これにより、金に困ったら女性から奪えばいいやという甘い考えにとらわれるようになったらしい。

長谷部泰輔がMさんを狙ったのは、年上の女性より若い女性の方が金を持っていると思ったからだと供述している
 
 
一審の東京地裁は「パチスロで金に窮し、思い通りにならずに女性を殺害して金品を奪ったという動機はあまりに身勝手で愚かしい」と断罪し、検察の求刑通り長谷部泰輔に無期懲役の判決を言い渡した。

長谷部泰輔被告は控訴しなかったため、2005年11月10日、無期懲役が確定した。
 
 
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