2025年1月4日の「青空レストラン」で紹介された「フグ料理」は、ショウサイフグを使用した贅沢な逸品です。
昆布と中骨からとった上品な出汁で楽しむ「てっちり」、野菜の甘みと味噌の風味が溶け合う「ホイル焼き」、そしてカラッと香ばしい「唐揚げ」の3種類のレシピをご紹介。
それぞれの調理法でフグの旨味を存分に引き出し、その美味しさを堪能できる本格的な料理の数々です。フグ調理師免許を持つ方が処理したフグを使用し、ご家庭でも安全に本格的なフグ料理を楽しむことができます。
ショウサイフグのホイル焼きの作り方
ショウサイフグを使用した上品な一品です。ホイル焼きにすることで素材の旨味を逃がさず、野菜の甘みと味噌の風味が溶け合う極上の一皿に仕上がります。フグは必ず調理師免許を持つ方が処理したものを使用しましょう。
ショウサイフグのホイル焼きのレシピ
材料と分量:大きな1包分
- フグの身(ショウサイフグ・さばかれたもの):適量
- 玉ネギ:適量
- しめじ:適量
- えのき:適量
- 青ネギ:適量
- 味噌:大さじ2
- みりん:大さじ1と1/2
- バター:5g
- STEP1フグの下処理フグの身は三枚におろして、大きめの一口大に切ります。
- STEP2野菜の下処理玉ネギは薄切り、しめじとえのきは石づきを切って細かく、青ネギは小口切りにします。
- STEP3調味料の準備味噌とみりんを混ぜ合わせておきます。
- STEP1具材を包むホイルに玉ネギ、きのこ、フグを乗せ、2の味噌とバターを乗せて包みます。
- STEP2焼く予熱したオーブントースターで15~20分焼きます。
- STEP3仕上げ包みを開け、青ネギをちらして完成です。
ショウサイフグのホイル焼きをおいしく作るコツ
フグは必ず調理師免許を持った方がさばいたものを使用しましょう。
野菜は薄く切ることで、短時間でも火が通りやすくなります。
ホイルはしっかりと密閉して、旨味が逃げないようにしましょう。
青ネギは最後に加えることで、香りと食感を楽しめます。
ショウサイフグの唐揚げの作り方
ショウサイフグを使用した贅沢な揚げ物料理です。薬味を効かせた下味と、カラッと揚げた衣の食感が絶妙に調和し、フグ本来の旨味を引き立てる一品に仕上がります。
ショウサイフグの唐揚げのレシピ
材料と分量
- フグの身(ショウサイフグ・さばかれたもの):適量
- イワシの削り節:適量
- 片栗粉:適量
- 揚げ油:適量
- レモン:適量
▶調味料A
- 醤油:大さじ2(フグの大きさによる)
- 酒:大さじ2
- ニンニク:小さじ1/2
- ショウガ:小さじ1/2
- STEP1フグの下処理フグを中骨とぶつ切りにします。
- STEP2下味をつける調味料Aを混ぜ合わせ、フグを漬け込みます。
- STEP1薬味の準備水気を切って、イワシの削り節をまぶします。
- STEP2衣付けさらに片栗粉をまぶします。
- STEP3揚げ物180℃の油で4分ほど揚げます。
- STEP4仕上げお皿にカットレモンと共に盛り付けて完成です。
ショウサイフグの唐揚げをおいしく作るコツ
フグは必ず調理師免許を持った方がさばいたものを使用しましょう。
下味をしっかりとつけることで、より深い味わいが楽しめます。
イワシの削り節をまぶすことで、風味と旨味が増します。
揚げ油の温度は180℃を保つようにしましょう。
レモンを絞って食べることで、さっぱりとした味わいになります。
ショウサイフグのてっちりの作り方
ショウサイフグの旨味を存分に引き出した高級鍋料理です。昆布と中骨でとった上品な出汁に、新鮮な野菜と共にフグの身を頂く極上の一品です。
ショウサイフグのてっちりのレシピ
材料と分量 すべて適量
- フグの身(ショウサイフグ)
- フグの中骨
- 白菜
- 長ネギ
- 水菜
- にんじん
- しめじ
- 豆腐
- 昆布
- 水
- ポン酢
- もみじおろし
- 青ネギ
- STEP1中骨の準備フグの中骨はグリルなどでこんがりと焼きます。
- STEP2フグの下処理フグの身は中骨ごとぶつ切りにします。
- STEP3野菜の下処理野菜と豆腐を適当な大きさに切ります。
- STEP1だしとり鍋に昆布と焼いた中骨、水を入れて火にかけます。
- STEP2具材の調理沸いたら昆布と骨を取り出し、水菜以外の野菜と豆腐、フグを入れて煮ます。
- STEP3仕上げ火が通ったら水菜を入れて完成。ポン酢、もみじおろしと小口青ネギなどでいただきます。
ショウサイフグのてっちりをおいしく作るコツ
フグは必ず調理師免許を持った方がさばいたものを使用しましょう。
中骨は焼くことで、より深い出汁の味わいが楽しめます。
昆布は出汁をとった後、取り出すことでクリアな味わいになります。
野菜は火の通りやすい順に入れることで、食感よく仕上がります。
水菜は最後に加えることで、シャキシャキとした食感を楽しめます。